インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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プラフマプトラ寮への引っ越し以来、寮の食事で済ませることが多い。月額の食費は払っているので、寮で食べれば追加の食費は不要だし、何より楽だから。
でも、味は好きになれない。食べられない、耐えられないということはないのだが、l食の楽しみを重視する自分としては、寮の食事で妥協しつづけることは許されない。 そこで、今日の夕食は、JNU東門正面のSecular House Canteenへ自転車で出かける。オフィス(学校?)の敷地内にある食堂なのだが、JNUの学生も多く訪れる。自分も、何度も通っている行きつけの店だ。ブラフマプトラからは最も近い学外の食事処でもある。 しかし今日は時間が悪かった。午後9時少し前。混雑時間帯。席が空いていないどころか、大勢が空席を待っている状態だった。ここは人気店なのだ。 仕方なしに、あてもなく自転車でさまよう。東門から北に行けば、ベール・サーライというマーケットがあるが、ここは食に関しては貧弱。 そこで、東門からさらに東へ、サーケート方面へ。今までこの方面はあまり縁がないので、何があるかはわからなかった。少し行ったところで、中華料理の店を発見。ここに決めた。 大きな地図で見る 外見・内装ともにきれいな店。価格帯は、中級。おおよそ一皿Rs. 200弱(エビなど特殊なものは除く)で、ディナーがRs. 1,000で収まる。 ビール、豚肉の生姜スパイス炒め、ベジ生姜炒飯でトータルRs. 600強を注文。 ビールはこの手のレストランにしてはお手頃価格。よく冷えていた。そのためか、地元の客(らしき人々)が気軽にビールを楽しみに来ていた。 料理は、本格中華とは程遠い、インド式中華料理。でも味は及第点。スパイシーな料理だが、辛すぎず。味付けもほどよい。2皿の料理とは別に供されたガーリック・ソースが料理とうまくマッチしていた。 サーヴィスもOK。豚肉という特殊な注文にも関わらず(外国人が多く来るような場所ではない)、極めて迅速に提供された。とても食べきれる量ではなかったので、料理の半分以上を残し、持ち帰り用のパッキングを頼んだところ、きれいに包んでくれた。 気軽に通うには少し値が張るが、近場でいい店を見つけた。 PR
忙しい。暑い。ゆえに、自炊することはこのごろまったくない。
(もしかすると、暑いことと自炊をしないことの因果関係が明らかでないかもしれない。自炊するには火を使わねばならず、それを避けたいということ。) したがって、夕食は近場で手頃に外食、という選択をすることが多い。忙しさが極限に達したときは、食事を抜いたり、すぐに食べられる物を買ってきて作業と並行して食したりすることになるだろうが、今のところはそこまで至ってないということもあるし、酷暑を乗り切るためにしっかり食事をとることを重視しているということもある。 24日のウドゥピは既述。その後の夕食を振り返る。 一昨日は学内のショッピング・コンプレックスにあるインド料理屋。マトン・コールマ(羊肉のカレー)、パニール・ブジヤー(パニール炒め)、バター・ナーン。Rs. 92の請求だったが、計算があわない。たぶん向こうのミス(もっと高いはず)。マトンの可食部が少ないが、味は良い。パニール・ブジヤーも味がいい。ここのパニール・ブジヤーはグレービーに近いものがある。 昨日は学内のダーバーの1つ、24×7。バター・チキンとベジ・チョウメン(インド風焼きそば)。ここのチョウメンは日本の焼きそばに雰囲気が近いと思う。バター・チキンは各所でトライしているが、どうもあまり好きになれない(それにもかかわらず注文するのは栄養面への考慮から)。 今日はセキュラー・ハウス・キャンティーン(Secular House Canteen)。ムルグ・ガーリック・ティッカ(一口サイズのガーリック・チキン)、バター・パニール(パニールのバター・ソース煮)、バター・ナーンでRs. 180。ここのムルグ・ガーリック・ティッカはJNUの知人の勧めで知った。おろらくヨーグルト系のソースにつけこまれた鶏肉を焼いたもので、香ばしくて肉が柔らかく、おいしい。 と、このように、Rs. 100前後で近場で済ますケースが続いている。安いからといって味が悪いわけではなく、それぞれに満足を得ている。このくらいの価格帯で、味が良く、衛生状態も良ければ理想的なのだが、すべての条件が揃うことはまずない。ただ、最後の衛生さえある程度目をつむれば、それなりの数がある。今回の3軒は、いずれもそれに該当する(安く、味も良いが、衛生状況はやや不安)。 味と値段は比例しないが、衛生と値段はほぼ比例すると思う。インド生活9か月強の暫定的結論。 (追記)誤字訂正。
今日(ブログ日付上昨日)の夕食はムニールカーMunirkaのウドゥピUdupiという南インド料理レストランで。自宅から近く(歩く距離ではないが)、これまでに何度も来ている。
今回は、マイソール・パニール・ドーサーMysore Paneer Dosa(Rs. 80)、ベジ・スープ(Rs. 50)、コーヒー(Rs. 30)。ここはぜいたく税(VAT)もサービス税もかからないので、そのまま総額Rs. 160。学内ほどではないが安い(学内でこの注文ならRs. 40-50くらいだろうか)。 初めて注文したマイソール・パニール・ドーサーが当たりだった。マイソールとは南部カルナータカ州の有名都市の名(訪問済み)。料理は、唐辛子パウダーの効いたパニール炒めをドーサー生地(米粉ベース)で包み、上にココナツ風味のバターが乗ったもの。ココナツの風味と具材の辛さの組み合わせがいかにも南インド。蘇る南インドの日々(というほど長くはないが)。ただし、油で焼いた生地に油で炒めた具を入れて油(バター)を乗せているという意味では恐ろしい料理。案の定、6割ほど食べたところで胃がもたれた。 ところで、最近欲しいビールが手に入らなくて困る。行きつけのスーパー・マルシェのビール売り場がなくなり、スイーツ売り場に変わってしまった。一時的なものであればよいのだが。なので一昨日はわざわざ(というほど遠くない)ヴァサント・ヴィハールのCブロック・マーケットの酒屋2軒を訪ねたが、欲しいブランドを扱っていない。さらに、今日ウドゥピで夕食をとった目的の一つは、同じビルにある酒屋に行くことだったのだが、そこの2軒も扱っていない。しかたないので第2希望として広く流通しているはずの有名国内産ブランドを求めたが、なぜかそれもない(これは一昨日のところにはある)。困った。この忙しい時に余計な手間とストレスをこんなところで味わうことになるとは・・・。 [追記]その後、マルシェのビール売り場は無事復活。めでたし。
インド時間今日(ブログ日付上の昨日)は祝日でJNUはお休み。午前中に授業の課題を1つ片づけて、午後はデリー中心部およびオールド・デリーへの遠征を敢行した。
途中、サロージニー・ナガルで買い物をしてから、コンノート・プレイスの南インド料理屋サラヴァナ・バヴァン(Saravana Bhavan、CPの店舗)で小休憩。オート・リクシャーは、JNUからサロージニーでRs. 50, サロージニーからコンノートでRs. 50。サラヴァナ・バヴァンでは、バニラ・ミルク・シェークとマサーラー・ドーサー。ドーサーを食べる予定はなかったが、隣の客につられた。ここはいつ来ても大人気の店。クオリティが高い。 その後、オールド・デリーの紅茶販売店アプ・キ・パサンド(Aap ki pasand)をめざす。コンノート・プレースからオート・リクシャーで移動を試みる。アプ・キ・パサンドは有名店だと思っていたが、オート・ワーラーにまったく通じない。正確な場所は知らなかったので、自分たちで誘導することもできない。初めはアプ・キ・パサンドを知っている運転手を探していたが、全く埒があかない。仕方ないので、アプ・キ・パサントがあると思われるダリヤー・ガンジ方面にとりあえず移動することを試みるが、これもうまくいかない。まったくオートがつかまらない。そうなった原因は3つ。第1に、オート・ワーラーがオールド・デリー行きを嫌がること。こちらがオールド・デリーと言った途端に走り出してしまう車がいくつもいた。日本なら乗車拒否として問題になるだろう。第2に、観光客の多い場所で、吹っかけてくる運転手が多いこと。とんでもないのでは、オールド・デリーまで$10などという法外な金額を言ってくる輩もいた。適正価格の10倍くらいに相当する。第3に、こちらが目的地までの正確な距離を知らず(近いと思い)、価格交渉のハードルを厳しく設定しすぎていたこと。実は第3の理由が難航の最大の理由だったというのは、あとになって分かったことだが。 これまで経験したことがないほどオートの確保に手間取ったが、多少高い値段であきらめて乗車し、ダリヤー・ガンジへ(Rs. 60)。乗った車の運転手もアプ・キ・パサンドは知らないと言うので、とりあえず馴染みの書店マノーハル(Manohar)へ行ってもらう。が、祝日につき休業。隣の本屋でちょっと本を見て、ついでにアプ・キ・パサンドを聞いてみるが、やはり知らないという。近くのはずなのだが・・・。おそらくメーン・ストリートにあるだろう、という非常に不確かなアドヴァイスはもらったが(結果的には正しいアドヴァイス)。 徒歩でメーン・ストリートらしきところを進む。まったくあてはなかったが、少しずつ、大きな通りを見つけてはそちらに進む。道の人に「アプ・キ・パサンドという紅茶屋」を尋ねるも、うまく通じない。しばらくさまよい、警官に尋ねる。と、数歩歩いて、指さす。するとそこにカタカナで「アプ・キ・パサンド」の看板が。まったく偶然だが、さまよった末に目的地にたどり着いていた。 閉店時間(午後6時)間際だったが、かろうじて間に合った。看板も店内表示も日本語全開で、日本人客が主たるターゲットであろうことが容易にうかがえる。「クリントン大統領は興味を持ちました」のように怪しげな日本語もあったが。季節ごとに味が違うというダージリンの紅茶3種(春・夏・秋)をテイスティング。秋のが抜群においしく思えた。お茶のおいしさに衝撃をうけたことは久しくなかった。数年前に中国の超高級烏龍茶を飲んで以来の経験だ。テイスティングした秋のダージリン(100gでRs. 1,000)などを購入。言うまでもなく、インドの一般的な物価から見れば破格に高い。 今回の経験から察するに、オート・ワーラーや地元の人々が知らなかった理由は、この店が日本人のみの間で有名だからということだろう。 夕食にはまだ早かったが、ここではほかにすることもなかったため、最終(かつメイン)目的地であるレストラン、カリーム(Karim's Hotel)をめざす。デリーの観光地として有名なジャマー・マスジッド(Jamma Masjid)方面へ向けて歩く。この辺はイスラーム教徒エリア。ジャマー・マスジッドの南門すぐ近くにカリームを発見。通りから1歩中に入った奥まったところにあるが、通りに標識が出ているのでわかる。 店の雰囲気、接客、価格はよくある地元のちょっとしっかりしたレストラン。ただし、有名店らしく、外国の雑誌記事などによる紹介記事を誇らしげに掲げている。メニューの「脳のカレー(Brain Curry)」が目を引いたが、迷った末に回避。勇気が足りなかった。少し後悔している。注文は至極無難に、チキン・ティッカ(一口サイズ鶏肉と野菜の焼き物)、マトン・コールマ(羊肉の汁物)、パニール・シャヒ(パニールのトマト煮)、バター・ナーン。チキン・ティッカは及第点以下。チキンが硬く、味付けも工夫不足。マトン・コールマはとてもおいしく感じた。肉はとてもやわらかく、ソースも味わい深い。パニールはトマトがあまり好きでないのでその点はともかく、クリーミーでよい味付けだと思う。ナーンは厚くパンに近いタイプ。少し硬い。1人Rs. 200強。今回の印象は、低価格でそれなりにおいしい料理、といったところ。今度行く機会があれば、他のメニューにチャレンジしてみたい。 カリーム。
カリームを出てから、オートをひろえる大通りに出るまでが一苦労となった。地図上ではまっすぐ南に行けばすぐに大きそうな通りにでるのだが、出てみたところそこはとてもオートなど通れない商店街の雑踏。仕方なくその道をひたすら歩く。人とサイクル・リクシャー、バイクをかき分け、20分くらい歩いただろうか。知らない場所で、不安な気持ちが長く感じさせたのかもしれない。ようやく通りに出て、そこからはオートで一気に帰還(Rs. 110)。移動それ自体は渋滞もなく順調だった。
ランチをヴァサント・ロークのレバノン料理レストラン、フッカーHookahで。マーケットの奥にある水タバコのマークが目印のバー&レストラン。自宅および大学から最寄のマーケットであるヴァサント・ロークの中では、数少ないまだ行ったことのなかったお店。
バーがメインの様子。したがってドリンク・メニューが充実。もちろん酒あり。それなりに値は張る。 料理はレバノン料理、イタリアン、インド料理ほか。価格はこのマーケットに主流の中間ランク。 レバノン料理から海老とチキンで1皿ずつ、イタリアンからスパゲッティ1皿を注文。海老とイカの素揚げは硬くていまいち。チキン(名称不明)は、マンゴーを使ったソースがあしらわれた珍しい品。チキンそのものがジューシーでいい味。インド料理屋のいわゆるタンドーリーとは違ってしっとり。マンゴーのソースも悪くない。付け合わせの温野菜はクミン(パウダー)が効いていておもしろい味。スパゲッティは完全に茹ですぎでNG。 そのあとは、いつものスーパーマーケット、マルシェで買い物をして、そのすぐ前にあるショコラというチョコレートのお店でスパイシーなチョコレート・ドリンクを飲んで帰る。ショコラは欧米系の客が多く、デリーとは思えない雰囲気。
ディフェンス・コロニーの中級レストラン、スワーガト(Swagath)。ディフェンス・コロニーを訪れたのは今回が初。渋滞がなくスムーズに着いたから今回はよかったが、食事のためだけに訪れるには少し遠い。
メニューが非常に豊富で、北インド料理と南インド料理の両方があり、ノンベジやシーフードもある(ただしメニューが説明不足で、見てもよくわからない)。酒類もある。客は外国人が多め。とてもきれいだが、接客はいまいち(インドらしいとも言える)。 午後8時までがハッピー・アワーで、ビールが安くなる(料金体系は不明)。タイガー(Tiger)を注文。初めて見た。シンガポールに本社を持つ、世界的なブランドらしい。ただしインド国内で生産されているので、ドメスティック(国産)扱い。よく冷えたグラスに注がれたタイガー・ビールはおいしかった。近くで買えるなら、家でも試してみたい。 チキン・カレー(正式名称不明)、海老のガーリック炒め、チキン・ビルヤーニー(ハイダラバード風)をオーダー。いずれも辛すぎず、外国人でも大丈夫な味付け(外国人向け高級レストランほど抑えてはない)。このくらいがちょうどよく思える。アルカウサル(サンデー・マーケット)は自分にはまだ辛すぎる。とくにおいしかったのは海老のガーリック炒め(Rs. 450くらい)。風味豊かで、ガーリックのペーストをカレーやビルヤーニーと混ぜてもいい感じ。 その後、Cocoberryというおしゃれなスイーツの店へ。 若い女性でにぎわっており、あまりにも場違いであったが、めげずに入る。この店の前を通ったとき、どこかで見たことがあると思っていたが、あとで確認したところ、「カレーなるインド裏ブログ」で紹介されていた。そこで紹介されているような、クリーミーなフローズン・ヨーグルトにフルーツをトッピングするのが基本メニューのようだ。少し割高なコンボ(combo)を注文してみたところ、なぜかヨーグルト抜きでフルーツだけ。もちろんそのぶんフルーツが盛りだくさん。イチゴ、ざくろ、マンゴーがカップにびっしり。フルーツの方がヨーグルトよりコストがかかるのだろうが、なんとなく損した気分。 店に入った時はレジのある地上階が若い女性でにぎわっていたが、出る時はなぜか男性客だけになっていた(上の階はまだ女性客が優勢)。時間帯の問題だろうか。
旅先のヴァーラーナスィーのレストランで、ウェイターの薦めに従って注文した缶ビール、カールスバーグ(Carlsberg)。新しくなったとかウェイターが言っていた。そのときとてもおいしく感じられ、強く印象に残っていた。
これまでもデリーでカールスバーグを飲んだことはあった。が、あまりいい印象はない。味はいまいちなくせに高いというイメージだった。 ヴァーラーナスィーでの経験を踏まえて、デリーに戻った後、カールスバーグを買ってみた(Rs. 45, 330 ml)。レストランではRs. 200だったのでそれに比べれば安いが、他の国産ビールよりはかなり高い。缶の表示を見ると、確かにインド国内産。前からそうだったのかどうかは知らない。ヒマーチャル・プラデーシュ州(Himachal Pradesh)のSouth Asia Breweriesという会社が製造している。 で、肝心の味は・・・なんか違う。レストランで飲んだ時のようにおいしくはない。偶然か、グラスのせいか、温度か・・・何だろう。体調のせいではないような気がする。しばらく検討してみる必要がありそうだ。
最近の食糧。
パニール・パスタ。オリジナル作品。パニールのカレー(ココナッツ風味で南インドな感じ)を作って、そこにパスタを投入。 そういえば、日本では自炊でパスタというと低コスト料理の王様のような位置付けがされているようなのだが、こっちでは外食でインド料理の方が安く済ませられる。 レモンライスの素。炊いたご飯に混ぜるだけ。Rs. 12。米の臭さを消せるし、味も悪くない。 丈の短いバスマティ種の米を使っているが、こういう料理は細長いタイプの米が合いそう。 アイリッシュ・コーヒー。粉末8パック入りでRs. 335。イギリスからの輸入品。学内ならRs. 5で小カップ1杯のコーヒーが飲める世界なので、これはちょっとお高めだが、カフェに行くと思えば、安いもの。 粉自体にはアルコールはもちろん入っていない。なので、ラム酒を入れて飲んでいる。上にチョコレート・パウダーを振ることも。 アイリッシュ・ウイスキーを使ってないものは、アイリッシュ・コーヒーではない、らしいのだが、まあそんな堅いことは言わずに。
最近、グルメ記事が少ない。グルメにうつつを抜かす余力がなくなりつつあるのが最たる理由。食の求道者でありたい、とは思うのだが。
しかし、現実にはメニューの定番化が進み、チャレンジが減りつつある。朝食は自室でコーンフレークwith牛乳、フルーツ(バナナとかイチゴとか)、コーヒー。ときとぎヨーグルト(Mishti doi, Rs. 7)も。ランチは学内の図書館裏のキャンティーンでマサーラー・ドーサー(Rs. 12)が定番。スペシャル・チャーイ(Rs. 4)といっしょに。ディナーは日替わりだが、平日は簡単に済ませることが多くなってきた。 アルコールは、だいたい毎日。ビールはフォスター(Foster, 大瓶でRs. 40)。ワインはスーラ(Sula, Rs. 500くらい)。ラム酒はオールド・モンク(Old Monk)。 今日はちょっと変わり種で、ギネス・ドラフト。ドラフトはクリーミーな方。440 mlで1本Rs. 190。高い。日本での値段は覚えていない。こちらではもちろん高価な品。酒屋で見つけたときに衝動買いしたが、実はそんなに好きではない。ヴァサント・プレイス・マーケット(Vasant Place Market)にて購入。ちなみに、このマーケットはオート・ワーラーにはそう言っても通じない。サンデー・マーケットとか、何かそんなふうに言っている。正確にはわからない。 以下は、夕食の一例。デリー式パスタ風うどん。材料はうどん。作り方はパスタ。調味料は北インド。けっこうおいしくできた。やや乳化。
もうすっかり東京でも食材として定着した感のあるゴーヤー。思うに、東京で市民権を得てからの日はまだ浅い。高校の修学旅行で沖縄を訪れた折に初めて目にし、興味本位でゴーヤー・チャンプルーを注文したが、そのときは苦くてほとんど食べられなかったように記憶している。それがいつのまにやら、今では好きな夏の食材の1つとなっている。
ところで、「チャンプルー」というのは興味深い言葉だ。もちろん日本で「チャンプルー」といえば、沖縄料理のあれである。元々の意味としては、混ぜ合わせたものということらしい。そして、そのような意味を持つ同じ音の語が東アジアから東南アジアにかけて散在するのだ。インドネシア語にも同じく「campur」という単語があることを教えてくれたのはJNUのO氏。Wikipediaで見たところ、一説には、インドネシア語・マレー語を語源とするらしい。「チャンポン」も同じような意味だ。福建語由来説もあるらしい。いずれにしても、海を通じての東・東南アジアのつながりを感じさせてくれる。 ゴーヤーは熱帯アジア原産。インドでは主に南部でポピュラーな食材だが、ここデリーでも手軽に入手できる。スーパーの野菜売り場でゴーヤーを見かけたとき、ゴーヤー・チャンプルーをつくることを思いたってしまった。 1回目の挑戦。具材は、ゴーヤー、豆腐、卵。塩、コショウ、醤油、にんべん「つゆの素」で味付け。インドのゴーヤーもちゃんと苦い。豚肉がないため、もの足らない味。「つゆの素」は鰹節風味を補うべく投入したが、ちょっと違った。 2回目の挑戦。1回目の具に、ベーコンと玉ねぎを追加。卵は6個Rs. 40の高級品を使用。豚肉も近くのスーパーで簡単に買えるのだが、ある程度まとまった量を買わねばならないので、今回はベーコンで代用。手元にあった玉ねぎもついでに入れてしまったのだが、ベーコンと玉ねぎに全体の味を支配される結果となってしまった。ゴーヤーも入ってるベーコン・玉ねぎ炒め、という感じ。 ゴーヤーの下ごしらえが面倒なので、自分で調理する機会はもうあまりないかもしれない。ところで、インド料理ではどう使われているのだろう。Wikipediaにはサブジなどに使われると書かれているが、これまで見たことはない。 |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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