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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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サーケート・プレイス(Saket Place)のショッピングモール・MGFメトロポリタン(MGF Metropolitan)にある愛(ai)という日本料理レストランを初めて訪れた。この店を知ったきっかけは、ガッツさんの「カレーなるインド裏ブログ(レストラン・買い物)」というブログの記事

そもそもサーケート・プレイスに来たこと自体が初めてであった。巨大ショッピング・モールにちょっと感動。

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上写真が今回訪れたMGFメトロポリタン。「レイアウトで失敗」とは「これでインディア」のアルカカット氏の解説だが、まさにそのとおり。客は少なく、隣接する巨大ショッピング・モールのセレクト・シティー・ウォーク(Select City Walk)に押されていることがうかがえた。セレクト・シティーウォークの写真は写りが悪かったので、掲載なし。

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MGFメトロポリタン館内の様子。「愛」の提灯が多数。存在感抜群。だが、この字を読めない地元の人々にどう思われているのか気になるところ。

さっそく「ai」へ。メニューはほぼ日本料理のみ。鮨と鉄板焼きが中心なのだが、単品メニューが多く、注文に悩む。カウンター席で一品ずつ注文するにはいいのかもしれないが。ちなみに、隣のテーブルに座ったシク教徒家族は、メニューを開いてから注文に至るまで、たいそう長い時間がかかっていた。多くのメニューは日本語の料理名ないし素材名をアルファベットに置き換えただけであり、英語での説明もあるが不親切でわかりにくい。時間がかかってしまうのも当然。

自分はおまかせ鮨&刺身セット(Rs. 1699)とサッポロ黒ラベル(Rs. 300)を注文。生魚にビールの組み合わせは通常ありえないが、ワインがちょっと高かったためやむを得ず。黒ラベルは350mlの缶。ぬるい。鮨&刺身セットは、メニューの記述によると、築地で仕入れたネタを使用しているらしい。マグロ、タイ、ほたて、サーモンなど。握りが10貫ほどに、巻物が4貫、それと刺身少々。インド滞在6ヶ月目にして、(たぶん)初の鮨。(たぶん)初の生魚。ちゃんとした鮨だった。築地仕入れを謳うだけあって、ネタがよかった。ご飯はいまいち。それと、刺身をきゅうりの上に盛るのは本当に勘弁してほしい(会計時に感想を書く紙を渡されたので、このことを書いておいた)。きゅうりの香りがネタに移る。

友人の注文した八丁味噌チキン(Rs. 679)も一口頂いたところ、おいしいかった。肉のやわらかさ、皮の香ばしさ、そして味噌の味付けと、いずれも文句なし。

他のテーブルでは天ぷらが人気だった模様。次回試してみたい。
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最近の食糧2。

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ヴァサント・クンジ(Vasant Kunj)のスーパー、ビッグ・バザール(Big Bazaar)に行ったとき、同じ建物(ヴァサント・スクエア)内の出店で購入したドーナツ。たしかトータルRs. 90。右写真左上の小さいドーナツはおいしかった。ただし、他3つは、なにか味がおかしい。説明が難しいが、しいて言えば、プラスチックの風味がする。使用している油に問題があるように思える。危険を感じて途中でやめた。

それにしても、ヴァサント・スクエアの発展の速さには驚かされる。1週間ぶりくらいに行ったら、テナントがいろいろと増えていた。

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バサント・ローク(Basant Lok)のスーパー、マルシェ(Marche)で購入した豚肉をソテーにしてみた。塩コショウで下味をしっかりつけて、それから強火で両面に焼き目をつけて、と思って焼きはじめて裏返したところで、停電。電熱線調理器をつかっていたので、大ピンチ。幸い、すぐに復旧して事なきを得た。肉の質感はいまいちだが、味はまあまあ。日本で手に入るノン・ブランドの豚肉と大差ないと思う。豚肉は400グラムでRs. 350。写真はその半分なので、約200グラム。ひと切れは下味の塩コショウだけで、もう一枚は醤油で食した。

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前回、オクラと玉ねぎの味噌マサーラー炒めを作ったとき、マサーラーに違和感を覚えていた。調べてみたところ、前回使用したマサーラーは、チャト・マサーラー(Chat Masala)という名称で、主に生野菜にかけて食するためのものであった。そこで、右写真のマサーラー、いかにもカレーっぽいものを購入してみた。左写真は、それを使用して作った、パニール・マサーラーである。玉ねぎをよく炒め、水、パニール、右写真のスパイス、それと黒コショウを加えて少し煮込んだ。出来上がりは、日本で出会うカレーうどんのスープの味。まさにカレーうどん。狙いとはかなりズレてしまったが、これはこれで悪くない。それと、今回使用したパニールが上等な品であったためか(バサント・ロークのおなじみのスーパー、マルシェで購入したもの)、パニールそれ自体の味がよかった。

今回購入した「カレー・パウダー」は、もっと薄く、安っぽく仕上げるのがインド料理らしいように思えた。
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JNU国際学研究科食堂にて。エッグ・カレー、パラー(ン)ター(右)、コールド・コーヒー(左上)。Rs. 24。小銭が足らず、23ルピーしか払わなかったが。日常的な昼食の風景。

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自作。オクラと玉ねぎの味噌マサーラー炒め。写真は、調理前と調理後。持ち合わせの食材を組み合わせただけ。もうひと工夫したいところ。

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スーパーで購入したレトルト食品。ムルグ・マラーイー・コーフタ(Marg Malai Kofta)。鶏肉のミートボールのクリーム煮、といったところか。単品ではいまいちだったので、自作のピラフ(醤油風味の玉ねぎピラフ)と混ぜて食した。悪くはないが、あえてもう一度買うことはないと思われる。
この土日はひきこもって執筆モード。

気分転換に、最近気に入っているシャリーファーという果物について書いてみた。
002.JPG今日のランチは自作のそばがき。

そばの乾麺なら日本からの輸入品や中国製を容易に入手できるのだが、それではそばの風味を楽しむことができない。そこで次善の策として、そばがきにしばしばトライしている。

そば粉を水で溶き、フライパンで火にかけ、こねるだけの簡単料理。ただ、水加減が難しい。今回は、ダマを残さず、プリっとした食感にできた。わさび醤油でいただきたいところだが、わさびが手元にないため、やむを得ず醤油のみで。

そば粉は日本から来た知人に持ってきてもらったもの。多謝。
ee58f9fe.jpeg最近のお気に入り、パニール・ブジヤー(Paneer Bhujiya)。パニールと他の具材を多めの油で炒め合わせたもの。油の香ばしさとたまねぎの甘みを基調として、そこに唐辛子とスパイスが控え目にアクセントを加える、そんな料理。パニールとは、豆腐のような味と食感をそなえたさっぱり系チーズ。ブジヤーとは、手元の辞書によると、炒った米や穀類、あるいは野菜炒めのこと。パニールの他の具材にはたまねぎと赤唐辛子が使われている。通常は大量のグリーンピースがこれに加わるが、可能な限りグリーンピース抜きで注文している。

写真は、JNU内のムガル・ダーバー(Mughal Darbar)という露天の食堂でテイクアウトしたもの(FullでRs. 75、HalfでRs. 45)。右はタンドリー・ローティー(Rs. 3)だが、ここのは柔らかく、ローティーというよりもナーンに近い。
001.JPGデリー生活においては、クリスマスの強迫観念にさらされることは東京ほど多くない。お金持ち向けのマーケットや、一部のお店を除けば、クリスマスだからとって変わりはない。ゴアではクリスマスに向けた着実な準備と盛り上がりを感じられたが、デリーの一般庶民(お金持ちではない層)のレベルでは大きなイヴェントとはなっていないのだろう。

それでも、少しはクリスマスらしい食事をしてみたい、というのが今回の企画。

(その1)
クリスマスと言えば、KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)。
ランチに最寄のKFC、ヴァサント・クンジュ(Vasant Kunj)003.JPGのヴァサント・スクエアという発展途中のショッピング・モールにあるKFCを訪ねる。クリスマスにも関わらず、閑散としていた。見たところ、特にクリスマス向けの特別メニューというものはなかったようだ。併設のスーパー・バザールというスーパーにはプレゼントを買い求める客が多く、クリスマスらしさを感じることができた。

(その2)
ウェブ上で見かけた記事に触発され、ベーコン・ステーキに挑戦。バサント・ローク(Basant Lok)のスーパー(Modern Bazaar)で調達した輸入もののベーコン(200gで500ルピー)を焼き、たまねぎ、ジャガイモを合わせる。ブロックのベーコンを選んだつもりが、よくよく見るとスライスされていたのは誤算だったが、なかなかうまくできたと思う。インドの小ぶりなたまねぎは日本のものと違い、甘味が強くておいしい。

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クリスマスの飲み物、といえば、やはりシャンパンだろう。今回はインド産スパークリング・ワインに初めて挑戦してみた。インドのワインの代表的銘柄、スーラ(Sula)のスパークリング。470ルピー。なかなかおいしい。深みは感じないが、フルーティーで、バランスが良く、好みの味。ただ、料理と合わせるには甘味が強すぎるように思える。単体で飲むにはいい。日本で買える同価格帯のスパークリング・ワインに負けていないと思う。


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プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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