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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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もうすっかり東京でも食材として定着した感のあるゴーヤー。思うに、東京で市民権を得てからの日はまだ浅い。高校の修学旅行で沖縄を訪れた折に初めて目にし、興味本位でゴーヤー・チャンプルーを注文したが、そのときは苦くてほとんど食べられなかったように記憶している。それがいつのまにやら、今では好きな夏の食材の1つとなっている。

ところで、「チャンプルー」というのは興味深い言葉だ。もちろん日本で「チャンプルー」といえば、沖縄料理のあれである。元々の意味としては、混ぜ合わせたものということらしい。そして、そのような意味を持つ同じ音の語が東アジアから東南アジアにかけて散在するのだ。インドネシア語にも同じく「campur」という単語があることを教えてくれたのはJNUのO氏。Wikipediaで見たところ、一説には、インドネシア語・マレー語を語源とするらしい。「チャンポン」も同じような意味だ。福建語由来説もあるらしい。いずれにしても、海を通じての東・東南アジアのつながりを感じさせてくれる。

ゴーヤーは熱帯アジア原産。インドでは主に南部でポピュラーな食材だが、ここデリーでも手軽に入手できる。スーパーの野菜売り場でゴーヤーを見かけたとき、ゴーヤー・チャンプルーをつくることを思いたってしまった。


1回目の挑戦。具材は、ゴーヤー、豆腐、卵。塩、コショウ、醤油、にんべん「つゆの素」で味付け。インドのゴーヤーもちゃんと苦い。豚肉がないため、もの足らない味。「つゆの素」は鰹節風味を補うべく投入したが、ちょっと違った。

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2回目の挑戦。1回目の具に、ベーコンと玉ねぎを追加。卵は6個Rs. 40の高級品を使用。豚肉も近くのスーパーで簡単に買えるのだが、ある程度まとまった量を買わねばならないので、今回はベーコンで代用。手元にあった玉ねぎもついでに入れてしまったのだが、ベーコンと玉ねぎに全体の味を支配される結果となってしまった。ゴーヤーも入ってるベーコン・玉ねぎ炒め、という感じ。

ゴーヤーの下ごしらえが面倒なので、自分で調理する機会はもうあまりないかもしれない。ところで、インド料理ではどう使われているのだろう。Wikipediaにはサブジなどに使われると書かれているが、これまで見たことはない。
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toshi
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自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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