インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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8日目と9日目。
ゴアからムンバイーに移動し、1泊してからデリーに帰る。 21日 Vasco Residencyでの夜は結果的にこの旅最悪のものとなった。蚊が多く、ろくに眠ることはできなかった。朝5時前にチェックアウト。空港へ行くため、オート・リクシャーを探す。だが、街はまだ完全に眠っていた。すぐ近くのオート・リクシャーのたまり場に行くが、車はあっても人がいない。タクシーも無理。やむを得ず、ホテルに戻りレセプションでタクシーを呼んでもらう。200ルピー。割高だが、やむを得ない。 ほどなく空港着。便があるので当然だが、多くの人でにぎわう。7時前、予定より30分ほど遅れて出発。1時間足らずでムンバイー着。空港前でタクシーの呼び込みにつられる。ここでちょっとした詐欺にあった。料金は350ルピーだが、実際に払ったのは750ルピーということになるだろう。 タクシーの運転手にはヴィクトリア・ガーデンの博物館、と伝えたのだが、運転手はよく理解しておらず、ヴィクトリア・ターミナス(駅)近くの博物館に連れてきてくれた。まあそれでも良いが。ただ、博物館がまだ開いていなかったため、バリスタ(カフェ)で休憩後、徒歩で周辺を散策。インド門やタージ・マハル・ホテルがすぐ近くにあることに気付く。さっそくタージ・マハル・ホテルに接近するが、今日はまさに事件後の再オープンで注目を集める日であり、厳戒態勢。近くの道路は封鎖されていた。インド門側に行くと、インド門はなにやら修復中。多くの観光客とメディアの視線の先にあるのはやはりタージ・マハル・ホテル。 ガイドブックで目をつけていたホテルは封鎖中のエリアにあり、営業していない。そこで、インド最大の乗降客数を誇るヴィクトリア・ターミナス駅(ここも事件の現場)を見物後、『歩き方』掲載のGrand Hotelを目指す。ちょっと迷子になったのち、タクシーを拾って連れて行ってもらう。1泊3500ルピーのシングル・ルームを確保。今回の旅最後の宿泊地にして、初めてのまともなホテル。テレビをつけると、トップ・ニュースはタージ・マハル・ホテルとトライデントの営業再開。 昼食は『歩き方』掲載の日本料理店Tetsumaをめざす。迷子。かなりさまよった挙句に到達する(1度通ったが、気付かなかった)が、貸切だから入れないとのこと。タクシーでチャーチ・ゲート駅まで行き、同じく『歩き方』掲載のインド料理店India Summerへ。日本語メニューが用意されていた。ランチ・ビュッフェで350ルピーくらい。味もサーヴィスも悪くない。 夕食は今度こそTetsumaへ。9時前という夕食時なのに客は1組のみ(インド人)。神戸牛サーロイン・ステーキ、ライス鉄板焼き、ビール(スーパードライ)。2,200ルピー。サーロインを頼んだのに、出てきたのはフィレ肉。味は悪くなかった。価格相応。 やはり渦中のムンバイーだけあって、日本人観光客の姿を見ることはほとんどなかった。タージ・マハル・ホテルの近くに日本人と思しき観光客を1人、India Summerで日本人家族1組を見かけただけだった。 22日 朝食はホテルで済ませる。 10時頃チェックアウトを済ませ、出発。タクシー(60ルピー)でVictoria Gardenにある博物館へ(Dr. Bhau Daji Lad Museum)。入場料は外国人料金で100ルピー。デリーに住んでいる学生だと言ってみたが、申し訳なさそうに外国人料金で100ルピーだと言われてしまった。確かにインド市民ではないわけで。先のゴアの博物館とは比較にならない充実ぶり。展示品は、さまざまな美術品、ムンバイーの歴史に関する史資料、インドの人々の生活や神様を説明する模型の3種類に大別される。 タクシーで国内線空港を目指す。平日のムンバイーの交通量は非常に多く、渋滞に巻き込まれる。1時間以上かけて空港着。料金はメーター通りで150ルピー。ムンバイーでは、ちゃんとメーター通りに請求する運転手が半分くらいいた。ひどいのもいたが。 ムンバイーの国内線空港はきれい。セキュリティが厳しくなっていることは言うまでもなく。空港入ってすぐに預け荷物と持ち込み荷物の両方をX線で検査するシステムは良いと思う(デリーやゴアには無い仕組み)。それでも、各地で共通して、セキュリティ・チェックはまだ甘いと思う。具体的には書かないが(書けない)。Kingfisher Airlinesは3回の利用でいずれも満足。 滑走路の混雑のためにデリー上空で少し待たされたが、30分ほどの遅れで到着。まともな値段のリクシャーがつかまらなかったため、タクシーで帰る(150ルピー)。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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