インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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5日目と6日目。
パナジに戻り、周辺各地に足を延ばす。 18日 朝食はホテルで。10時前、チェックアウト。いつも親しげに話しかけてきてくれた警備員と握手でお別れ。 バスで中継地マルガオへ。30分くらい。バス・ターミナルでパナジ方面へ乗り換え。パナジ行きチケット売り場が長蛇の列となっており、かなり待たされる。やっとのことで乗車し、パナジへ。 昼食は、念願のHotel Veniteで。インテリアは怪しげな欧米系の若者が集った昔ながらのゴアのイメージ。客はまたしても、自分以外みな欧米系。「これでインディア」で噂のポーク・チョップと赤ワイン(ポート・ワイン)、バニラシェークwithアイスクリームを注文。275ルピー。ポーク・チョップは骨付きポークを香ばしく焼き上げたもの。ただし、味付けがほとんどされていない。塩をふって、自分で味付け。インドでの希少性はあるが、それほど印象に残る料理ではなかった。 【ホテル・ヴェニーテ】
ホテル探し。近場のRepublica Hotelへ(『歩き方』、ロンプラ掲載)。外装はきれい。1泊300ルピーとのこと。部屋を見る。古い。汚い。ぼろい。何か臭う。他を見せろというと、他は空いてないという。立地と安さにひかれて、ここで決定。臭いの問題は、あとで芳香剤を自己調達して解決した。 【ホテル・リパブリカ】
部屋に長居したくないので外出。徒歩でゴア州立博物館へ。工事現場のような道を歩いてたどりつく。入場料無料。ほとんど客はいない。いくつか興味深い展示もあったが、さほどではない。ゴアの歴史に興味がある人のみが行くべきところ。 その後どうしようか迷ったが、とにかく部屋には居たくないので、ビーチで時間をつぶすことに。有名らしいカラングート・ビーチを目指す。オート・リクシャーに値段を聞くと、200ルピー。きっと高いのだろう。バイクの後ろに乗せてくれるタクシーに聞くと、140ルピー。高いような気がするのだが、わからない。OKしてしまう。かなり順調に進んだが、30分くらいかかった。距離からすると、最初のオート・リクシャーの値段もさほど高くはなかったのだろう。 カラングートへの足を探している際、この旅初めて、日本人と話す機会があった。髭のお兄さん。30代くらい。カラングート・ビーチから戻ってきたところで、ビーチではインド人のおじさんが溺れて救助されていたという話を聞かされた。外国人観光客がさほど多くないのは、ムンバイーの事件の影響ではないかとのご指摘。確かに。言われてみればあたりまえなのだが、しばらくインド国内にいる自分にはその認識があまりなかった。 カラングート・ビーチは人でいっぱい。ビーチに至る道にはタトゥーの店がいくつもあり、コルヴァとの客層の違いを感じる。泳ぐには適したビーチであるとは『歩き方』の説だが、そうだろうか。海の色を見ればすぐにわかることだが、遠浅ではないので、それなりに危険を感じる。潮流の速さもさほどコルヴァと違いがないように思われる。また、何より人が多すぎる。しばらく散策したのち、海を望むレストランで休憩。ビール、フライド・ポテト、アイス・コーヒー。 バスでパナジへ戻る。夕方のラッシュに巻き込まれ、おそらく1時間以上かかった。 生活物資を買ってホテルへ戻る。メールチェックを試みるが、つながらない。この旅ではラップトップとUSBモデムを持ち運んでネット接続をしているのだが、まったくつながらないのは初めて。なぜかデータ受信ができない。場所が悪いのだろうか。 夕食はHorseshoeというポルトガル料理レストラン(ロンプラ掲載)。ディナーのみの営業。小規模だが、全てにおいてクオリティが高い。ポルトガル料理、インド料理、そして両者をつなぐゴア料理のメニュー構成で、メインは1品200ルピー程度。ワインはポルトガルとインドの品がそれぞれ多数。白ワイン1杯、マサラ風味白身魚のグリル、パン、コーヒーを注文。量は控え目。白身魚(太刀魚?)のグリルは、赤唐辛子のインパクトが強く(辛くはなかったが)、マサラよりも豆板醤風味に近い。メイン・ディッシュよりも、ワイン、パン、コーヒーといった脇役や(ここではワインが主役なのかも)、サーヴィスの質の高さに満足。安いワインをオーダーしたため、トータル385ルピー。 ホテル近くのCafé Coffee Dayに移動してネット接続再挑戦。症状は同じ。データを受信できない。 19日 ネット接続を試行。問題なし。メールチェックをすまして一安心。昨日のトラブルはプロバイダ側の問題だったのだろうか。だがしばらくネット・サーフィンをしていると、また昨日と同じ症状に。この結果から、原因が推定できた。単位時間あたりのデータ通信容量に上限が決められているのだろう。一定量を超えると、それ以降データ受信ができなくなる。デリーでの契約は無制限なのだが、ここゴアでは他社からのローミング・サーヴィスになるので、制限が課せられてしまうのだろう。おそらく。 バスでオールド・ゴアへ。20分くらい。7ルピー(行きも帰りも同じだったし、ロンプラにもそう書いてあるのだが、地元客はもっと安い金額しか払っていないように思えた。よくわからない)。世界遺産の教会群。この手のところは歴史を投影して見ないことには堪能できないと思うのだが、残念ながら十分な予備知識がなく、味わいつくせなかった。クリスチャンならまた別の感慨があるのだろう。1時間弱で見物終了。バスでパナジへ。ターミナルから歩いてホテルへ戻る途中、道端の果物売りのラインナップにいちごを発見。 【オールド・ゴアの教会群】
遅めの昼食はロンプラ掲載店のViva Panjimで。客はインド系と欧米系が50:50(自分はもちろん含まず)。ビール、クラブ・シェク・シェク(Crab Xec Xec)なるゴア料理(読み方不詳、注文時点では中身も不明)、海老カレー・ライスを注文。出てきたのは2皿のカレー。ちょっと困惑。ただし、クラブ・シェク・シェクは絶品。平たくいうと、ペースト状のこってり系蟹カレー。蟹ミソの風味が生きている。分析しきれなかったが、おそらくは玉ねぎなどの野菜も使われている(形をとどめていないので詳細は不明)。海老カレーはノーマル。ココナッツの風味が強く、マイルドな味でさらっとしたスープ状のカレー。シェク・シェクと混ぜるとおいしかった。トータル225ルピー。文句なしに大満足。もう少し商売気を出しても良いのではないか(ビールは市価39ルピーで売値50ルピー。食後にコーヒーを注文したら扱ってないと言われる。隣の客もおなじことを聞いていた)。Café Coffee Dayにてコーヒーへの思いを満たしてからホテルへ戻る。このホテルは入口にいつも誰かしらスタッフが居るので、その点は安心なのだが、そのスタッフの対応がいただけない。用事があって話すときはフレンドリーな対応で好感を持てるのだが(これはゴアで総じて感じる)、それ以外はまったくこちらに注意を払わない。ロンプラの言う「全般的な無視の雰囲気(a general air of neglect)」とはこのことか。 夕食は二度目のHotel Veniteへ。ビーフ・ペッパー・ステーキ、赤ワイン1杯、チョコレート・シェークwithアイスクリーム。315ルピー。ステーキはロース赤身肉にデミグラス・ソースがかかったもの。肉は柔らかい。赤ワインは1杯100ルピーほどのものをたのんだが、薄い。2度訪れた感想としては、ここの料理はいまいち。ミルク・シェークと軽食で一休みするにはいいところ、というロンプラの解説は正しいと思う。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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