インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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今回の滞在、食に関してはハズレが多くて困る。
その1。 滞在中のホテルでのルームサービス。 ある日、初めてこのホテルで食事をルームサービスでとった。 ……。 激しく不味い。 間違いなく、自分の人生で経験した最も不味いインド料理だ。 明らかにスパイスの調合を誤っている。 好き嫌いの問題ではなく、本当に不味くて食えない料理。 我慢して口に運ぶと、涙が出そうになる。 遅い時間に注文したためかもしれないが、明らかに料理人の仕業ではない。 素人が見よう見まねで適当に作ったのだろう。 そういえば、ここのホテルは周囲のおすすめレストランを客に教えているし、なぜか部屋には出前のピザ屋のチラシもある。 そういうことなのか。スタッフもわかっているのだな。 その2。 ホテル近くのレストラン。ちょっと綺麗なホテルの中にある。 ホテルのおすすめではなく、ただ見た目が綺麗だったので入ってみた。 マトンカレーとナーンを注文。 すぐにウェイターが戻ってきた。 ナーンはまだ用意できない。ライスにしてくれ、とのこと。 わかった。じゃあ、エッグ・ビルヤーニ(炊き込みご飯)に変えてくれ。 思いのほか早く、エッグ・ビルヤーニが先に出てきた。 普通は同時に出すだろ、と思いながらも空腹だったので、食べはじめる。 若干米が生っぽい。 なかなかマトンカレーが出てこない。 当然ながら、カレーとライスは同時に食べたい。 しびれを切らせてマトンカレーはまだかと催促したら、明らかに動揺している。 おい(怒)。 その後ようやく、慌てて用意したと思われるマトンカレー到着。 考えて見れば、マトンカレーがビルヤーニより遅いはずがないのだ。 明らかに、マトンカレーの注文を忘れていたのだ。 しかも案の定、十分に火が通っていない。 生煮えのマトンなんか食えるか。殺す気か。 作り直させるのも手だったが、とにかく一刻も早くこのふざけたレストランを出たかったので、 カレーの汁の部分でビルヤーニをちょっと食べて、 さっさと会計を済ませて店を出た。 マトンの生煮え部分を見えるように皿に残して。 もちろんチップなど置かない。 ……このエリアは食の不毛地帯か。 PR
ニューデリーの国際空港からの道が国道8号線と交差する、Mahipalpurの交差点。
そこに位置するベジレストラン、Bikaner(ビカネール)。 1階がスウィーツの店。2階がレストラン。(この組み合わせは非常に多い。とくにベジレストランで。) 今回の滞在中に定宿にしていたホテルのスタッフに勧められるままに訪れてみた。はっきり言って店構えが汚いので、勧められなければ絶対に入らなかっただろう。 メニューは、北インドの定番ベジメニューを中心に、南インド系(ドーサーとか)も少々。 迷った挙句に定番のターリー(定食)を注文。それと、パニール・ブジ(パニール炒め)も。 ターリー(左)とパニール・ブジ(右)。
無難にうまい。べつに特徴はない。しいて言えば、ターリーの中のダール・マッカーニーが特にいい味。 「Very good」だと言うから来たのに、言うほどではないなぁ。 それから、メニューに面白いことが書いてあった。 「30分以上の滞在は、Rs. 100追加でいただきます」 早く食べて席を空けろってことか。でも、席ガラガラなんですが(時間が早かったのかも)。 大きな地図で見る
サーケートのショッピングモール(DLF, MGF, Select City Walk)は発展を続けている。日曜夜とあって、大混雑。ショッピングモールが林立するグルガーオンとは違い、南デリーではこのサーケートが突出した存在だ。
今回は、DLFの部分のフードコート(Hard Rock Cafeの側)に行ってきた。 かの有名なKarim'sも出店しているが、さすがに混んでいたので、となりのNizam'sを利用。初。というか、この店名はKarim'sのパクリか何かか? やわらかマトンが美味。でも、卵とマトンと玉ねぎの味が独立したままで、調和が感じられない。 しかし、カロリーやコレステロールのことを考えると、恐ろしい食べ物だ。
1ヶ月ぶりのデリー暮らし。ちゃんと適応できている。
暑さも、体感は思ったほどではない。もちろん、できるだけ暑い時間に活動しないように注意はしているが。 いまのところ、早朝から夜までJNUを拠点に活動し、夜はホテルのエアコンの効いた部屋で就寝するパターン。 さて、今日のランチは、サフダルジャン・エンクレイブのIts' Greek to meというギリシア料理レストランで。過去にも何度か来てる。 昼からビール。 料理は、鶏のムネ肉の胡椒焼き。それとつけあわせのパン(ここはパンが良い)。 鶏は、酷い。日本なら、1口で食べるのをやめるレベル(ここでは栄養補給と割りきって食べきったが)。 火の通しすぎで、肉が固くなってしまっている。脂身の少ないムネ肉なので、焼きすぎは致命傷なのだ。
まもなくインドを去る。またすぐにインドに戻ってくるのだが、それはあくまで延長戦。しかし荷物こそ送ったものの、すぐに戻ってくるということや、部屋もそのままにして行くということがあるため、心理的にはこれまでの短期帰国とさほど変わらない。しかし実際には4月1日からは日本が拠点。次のインド訪問は一時的なものであるし、おそらく寮には宿泊しない(暑いから)。
もう今週後半は新年度。今日は処理すべきメールが多く届き、日本での生活がまもなく始まることを告げている。しかし、心の準備が出来ていない。まだそんな気持ちだ。 そのような状況であるので、残り少なくなったインドでの食事機会を大事にしたいと理屈では考えるのだが、またすぐに戻ってくるという気持ちが邪魔をし、さらに外出が面倒で、実際には多くを寮や近場で済ませている現実がある。同じくまもなく日本に帰る友人のO氏が、食への執着心が薄い人物だったはずが、デリー美食ツアー(大げさ)をしているというのに。 とはいえ、わざわざ寮で飯を食うのも気が引けて、ランチは日本料理のたむらを目指した。 インドに来てすぐにJNUの日本人学生に連れてきてもらったのが、ヴァサント・ヴィハールの日本料理店である、この「たむら」。そうそう頻繁に利用したわけでもないが、たまに利用して胃と心を癒すだけでなく、自転車で行ける距離にまともな日本料理店があるということは心理的な支えでもあったと思う。 今日、そこで、目にしたのは、 グリーンパークに移転しました。 の看板。 思い出の店が消えてしまったこと(移転だが)に、ちょっと切ない気持ちになった。
南インド料理のガンパウダー。これで2回目(1回目はごく最近)。
ランチを求めて12時過ぎに到着。1番乗り。 前回も頼んだえびカレーに加えて、今回はポークカレー(Idukki Pork Curry)も(写真上中央)。 ポークカレーには、奇跡的に普通にうまい、という矛盾した表現をあてておく。日本の洋風レストランで食べられそうな、ハイレベルなポークカレーだ。そもそもインドで豚料理は多くないし(人口のほとんどが口にしない)、美味しい豚肉料理なんて高めの日本料理レストラン以外ではまず出会えないものだ。ゆえに奇跡的。 主食はご飯とアッパム(写真左上見切れ)。アッパムとは、米粉のふんわりクレープみたいなもの。旨し。酸味がナイス。 今回も大満足。 そして客は今回も欧米系ばかり。デリーではなく、南インドのリゾートのような光景がそこにはあった。 |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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