インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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3月13日(金)
正午、自宅発。空港へ行く前に、ヴァサント・クンジにあるビッグ・バザールというスーパーで着替え用の下着を購入。洗濯物を預かったドービーがホーリー休暇から戻ってきておらず、手持ちの下着が底をついていたため。 ビッグ・バザールからオート・リクシャーで空港へ。Rs. 100。Rs. 120と言われたのをRs. 100に値切ってしまったが、あとで思うとRs. 120くらいで適切だった。値切りすぎを反省。 空港着。前回(南インド遠征)同様、古い国内線ターミナル(1B)。前回も利用した軽食店が模様替えしていた。Mc Indianから、BUNO and KAFFAへ。コーヒーに重点が置かれたようだが、軽食メニューは変わってないと思われる。じゃがいものバーガーとコーヒーを注文。味は前回のムンバイー・マサーラーの方が上。 今回のフライトは往復共にスパイス・ジェット(spicejet)を利用。帰りはRs. 3,800くらい(諸経費込み)で同じくらいだったが、なぜか行きが異常に安かった。Rs. 1,800(諸経費込み)ほど。安さにつられて、初めてのスパイス・ジェット利用。
カフェの前にチェック・インは済ませた。早かったためか、カウンターはガラガラだった。カフェで一息ついた後、しばらく待つ。午後2時半発の便で、時刻は2時近くになっていたが、なかなかセキュリティ・チェック開始の案内が出ない。痺れを切らせてセキュリティ・チェックに行くと、すでにこの便の乗客はセキュリティ・チェックに進んでいた。案内表示が遅れていたようだ。順調に搭乗も済み、予定の15分遅れで出発。機内はほぼ9割の入り。この時期のヴァーラーナスィー行きということで日本人観光客が多いと予想していたが、さほどではなかった。見たところ、3~4人だろうか。格安便のため、機内食はなし。ジュースをRs. 50で購入。サンドイッチはRs. 100で販売されていた。短時間のフライトなので、機内食はなくていい。その分安ければ。 スパイスジェット機内の様子
フライトは予定通り、1時間ほど。出発の遅れに応じて15分遅れで到着。ヴァーラーナスィー空港。小汚い空港。ターミナルの隣に建設中の建物があったが、新ターミナルだろうか。到着ロビーから外に出て、手配しておいたホテルのタクシー・ドライバーを発見。他にも客がいるらしく、車に案内されたあと「5分待て」と言われる。インド人の「5分待て」は20分を意味するというのがこれまでの経験に基づく定石であったが、ここでは本当に5分だった。きれいな車で、エアコンを必要以上に効かせて、市内を目指す。途中、市街地の路地を進む。辛うじて車が通り抜けられるような路地で、人と牛を押しのけながらドンドン進む。ホテルのあるヴァーラーナスィー市街中心部は車が入れないため、少し手前で下車。ホテルのポーター(という語は適さないが)が迎えに来ていた。そこからは徒歩。延べ1時間ほどの移動であった。 市街の混沌とした様子、そして街を満たす異臭には、初めてインドを訪れたときを想起せざるをえなかった。初めてインドを訪れ、いきなりパハール・ガンジに連れてこられた時の衝撃。その経験が久々に蘇った。さらに強烈なスケールで。 ホテルはガンパティ・ゲスト・ハウス(Ganpati Guest House)。旧市街の中心、ガンガーのほとりに位置する。客は見たところ外国人観光客のみ。ゲストブックを見ると、日本人観光客も同じ日に泊まっていたようだ(遭遇なし)。スタッフはとても親切で、外国人観光客受けするのがよくわかる。建物や部屋それ自体はボロいが、きれいに掃除されている。利用したのはRs. 800の部屋。テレビ、エアコン付きのダブル。この界隈ではかなり高いほう。部屋の清潔さ、立地の良さなどを考えると妥当な値段と思えた。 チェック・イン時に宿泊代とタクシー代(Rs. 600)をすべて支払ってしまったため、手持ちのお金がほとんど尽きてしまった。そこで、ホテルのレセプションで場所を聞き、銀行のATMへ。地図を書いて丁寧に説明してくれた。ガンガーのほとりを歩き、ガート(堤)を上り、旧市街ど真ん中でお金を下ろす。その後ホテルに戻り、シャワー。温水はほとんど出なかった。冷水も勢いが弱い。 O氏と合流して夕食へ。ガンガー沿いのガートで待ち合わせ。その時は、ちょうど名物のプージャーと呼ばれる礼拝が行われていた。祈りを捧げる火のパフォーマンスといったところか。 当然地元の料理を案内してくれると思いきや、O氏のチョイスは日本食のイーバ・カフェ(I:ba Cafe)。まあそれも悪くない。徒歩で30分くらいかかっただろうか。結構遠かった。途中、声をかけてくるサイクル・リクシャーはとんでもない値段で吹っかけてくる連中が多かった。 イーバ・カフェ。オーナーは日本人らしい(『歩き方』)。ということは、「イーバ」とは「飯場」のような日本人名から来ているのだろうか。確認しなかったが。とてもきれいな店で、インド、それもヴァーナーラスィーにいるとは思えない感じ。日本語メニューも用意されている。注文したのはマトン肉の丼(たしかRs. 120くらいだったはず)。牛丼で、牛肉の代わりにマトンを使ったような料理。肉はやわらかく、味付けも程よく、とてもおいしかった。値段も手ごろ。味噌汁や抹茶シェークもよかった。南インドの豆を使ったコーヒーというものを試したが、これはいまいち。香りがない。 この手の安い日本料理屋は、北デリーにはあるらしいが、南デリーにはない(少なくとも知ってる限りでは)。近くにこの手の店があればいいと思った。 ホテルに戻り、翌朝に備えて早々と就寝。テレビでは日本アニメ入っていた(もちろん翻訳)。ドラえもんのつぎは、こち亀だった。これらアニメを見て育ったインドの子供たちが、日本語や日本のことに興味をもってくれたらいいな、と思う。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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