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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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インドのビールと言えば、キングフィッシャー(Kingfisher)。


(wikipediaより)

味は、軽く、鋭い。後味が非常に弱い。雑味は強い。

インド国産ビールは多々あれど、外国ブランドの国内生産ではなくインド・ブランドのビールとなると、少なくともここデリーでは、キングフィッシャーしかない。

日本のインド研究関係者にもファンが多いと聞く。濃厚な高級北インド料理に良く合う。日本のインド料理レストランでわざわざ好んで注文する人もいる。自分なら、格安で飲めるここデリーならともかく、日本にいるなら日本の高品質なビールを選ぶと思うが。

現在に続くインド留学生活中、当初は雑味が気になったためにキングフィッシャーを敬遠し、オーストラリア系のフォスター(Foster)を好んだ。まろやかな味わいを備えたカールスバーグ(Carlsberg)のインド国内産が流通するようになった後は、そちらに乗り換えていた。その反動としてキングフィッシャーもこれはこれで悪くないと思いはじめ、外食でインド料理を食べる際にはしばしば選択していた。原点回帰?

ともかく、そんなキングフィッシャー・ビールの新作が出た。キングフィッシャー・ブルー(Kingfisher Blue)。

噂には聞いていた。

実物に出会ったのは、つい先日、JNU最寄りのマーケットであるバサント・ロークのレストランNear Eastにて。そのとき、キングフィッシャーの小瓶を注文したはずが、(ラガーの)大瓶が運ばれてきた。

違うって。パイント(pint, 小瓶)だって言ったじゃん。(まだ昼なんだし)

と言って換えさせたところ、出てきたのはなぜか通常のプレミアムの小瓶ではなく、Kingfisher Blueの小瓶。

こ、これは・・・。噂のKingfisher Blue・・・。

味は、もちろんキングフィッシャー・プレミアムとそう遠くないが、よりスマート。鋭さはあるが、雑味が減り、さわやかな感じ。

青という名前と見た目に騙されているという側面もきっとある。

アルコール度数は5~6パーセント(インドでは、度数にある程度の幅がある。きっと製造技術の問題)。通常のプレミアム(5パーセント未満)よりは高く、ストロング(8パーセント未満だったはず)よりは低い。

地元民の人気が高いキングフィッシャー・ストロングの良い点(強さ・鋭さ)を残して、悪い点(ストロング特有のアルコール感)を無くすことに成功したような感じだ。

第一印象は、かなり良い。

だが、ビールの味の感じ方は周辺の諸条件に大きく左右されるので、結論を下すことはまだ避けたい。

後日、日本グッズの店ヤマトヤ(Yamato‐ya)で大瓶(Rs. 50, 650 ml)をまとめて購入し、以来、自室で日々研究を続けている。

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プロフィール
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toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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