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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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10月19日(月)

7時にチェック・アウト。とはいっても鍵を渡しただけ。結局パスポートのチェックはなかった。

今日は鉄道で移動。それだけで終わってしまうだろう。

昨夜と同じレストランGlenary’sのカフェの方へ。まだ店内で食べることはできなかったので、マフィンをテイクアウト。このとき、また昨夜の日本人一家と遭遇した。

朝食を食べ損ねた分、早く駅に着いてしまった。すぐ隣にゴンパがあったので、そちらを見学。

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入口。

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本堂。参拝者もいた。

しばらく駅で出発準備の様子を眺めてから、乗車。9時20分発。

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駅からダージリン市街を眺める。

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車両。

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中の様子。これでもファースト・クラス。
席は指定。

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出発。

客車は3車両のみ。ファースト・クラスが1つ。他はセカンド・クラス。ファースト・クラスは3列座席で、スペースにゆとりがある。

交通量の多い車道と共有になっている部分も多い線路なので、車に遮られて進めないのではないかと懸念していたが、思いのほかちゃんと進む。車のせいで停止することはほとんどない。

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狭い街道を列車が進む。

また、長時間の停車はない。駅では唯一、クルシャンで5分間の停車。なので、途中で食料を購入するのは容易でない。

グーム(Ghoom)やクルシャンで降りる客が多い。

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グーム駅には公園のようなものがあった。

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山々が顔をのぞかせる。

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戦争記念公園を回る。

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クルシャン。ここで小休止。

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世界遺産。

途中、雨が降っていた。かなり強く。

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逆方向の列車と交差するために停車。

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しばらく休憩。

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とある駅のかっこいいお兄さん。

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霧の向こうに平地が見えてきた。

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景色を眺めながら、ゆったりと進む。

到着は午後5時20分。およそ8時間の長旅であった。ゆったりと、変わりゆく景色を楽しむことができた。しかしさすがに疲れる。

駅からオート・リクシャーを拾って、シッキム州政府事務所の前で降ろしてもらう。入境許可証を得た際、この周辺がホテル街なのを記憶していたからだ。スィリグリーに関してはほとんど情報がないので、冒険はしない。

マニラ(Manila)というホテルに決めた(デラックス、ACなしでRs. 850)。大通り沿いで、きれいな外装。中はさほどでもなく、日本のビジネスホテルくらいのランク。かなり混んでいた。

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ホテル・マニラ。
 
近くのバーに繰り出す。ビールはデリーでもお馴染みのキングフィッシャー・ストロングしか置いてなかった。フィッシュ・フライとパニール・フライをつまみに。パニール・フライは、文字通りのパニールの素揚げ。何の味付けもないので、塩を持ってきてもらった。するとその塩はブラック・ソルト(岩塩を砕いたもの)で、まろやかでおいしかった。

その後、ホテルのレストランへ。いろいろ注文したのだが(またビールも)、ここで衝撃的だったのは、ダール・マハラジャ(Dal Maharaja)。写真左。とにかく美味い。ダールという概念に収まらない。アムリトサルで食べたブレイン・カレーを彷彿とさせる味だが、あれは羊の脳を使っている肉料理なので、そういう味になるのは納得できる。しかし今回はダール(豆)だ。なぜダールでこの味になるのか。クリーミーで、旨みがあふれる。さっぱりわからない。

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フルーツ盛りだくさんのビルヤーニー(右)と、謎のダール・マハラジャ(左)。

この旅最後の夜はこうして終わった。


10月20日(火)

この日はもう帰るだけ。

朝、ホテルで朝食をとってからチェック・アウト。レセプションでオート・リクシャーの相場を聞いてから、オート・リクシャーを拾いバグドグラ空港へ。

この空港の警備は非常に厳しい。インド国内ではこれまで経験したことのない厳重さだ。おそらくは、ここが軍と共用されているためであろう。そのため、セキュリティ・チェックは時間がかかる。ターミナルのロビーから滑走路を撮影することも厳しく禁じられている。

帰りの飛行機は日本の団体客と一緒だった。今回のフライトは経由便から直行便に変更されていたのだが、彼らはそれを知らなかったようだ。団体客の添乗員が、なかなか経由地に到着しないことに心配してフライト・アテンダントに聞き、それでようやく気付いたらしい。自分は1週間ほど前に連絡を受けていたが。

空港からはタクシー(Easy Cabs)で帰った(Rs. 245)。

この旅は移動がいちいち大変で、非常に消耗したが、行ってよかった。時期もよかった。無理をして行った甲斐があったというものだ。
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toshi
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男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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