インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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Sanjoy Bagchi, The Changing Face of Bureaucracy: Fifty Years of the IAS, New Delhi: Rupa, 2007. 592 pg. Rs. 795.
![]() 表紙のイラストが何ともキュートだが、それにつられて買ったわけではない。 インド行政職(Indian Administrative Service: IAS)に長年勤めた著者が、IASの歴史と制度を解説する大著。著者Sanjoy Bagchiは1953年にIAS入りし、マディヤ・プラディーシュ州でキャリアをスタートさせ、通商・産業部門に勤務、1978年から11年間はGATTにアドヴァイザーとして参加、その後もジュネーヴで国際機関に参与したのち、インドに帰国した人物。 The Hindu紙による著者へのインタビュー記事を読むと、「今どきの若者は・・・」的な嘆き節も聞かれる。執筆の意図はそのようなところにあるのかもしれないが、本書自体はそのような領域に止まらず、IASを知る上で非常に有意義な本に仕上がっている。IASに連なる歴史(東インド会社、イギリス統治下のICSなど)から説き起こし、IASの制度と変化を詳説する。とにかくinformative(情報量が多い)。たとえば、給与体系も紹介されている(251ページ)。 IASの基本情報については「インドチャネル」を参照。 Vithal Rajanによる書評。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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