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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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最近の食糧4

(1)味噌リゾット

学外に居を構える今もほぼ毎日寮を訪れているが、めっきり寮の食堂で食事をする機会はなくなった。留学当初は低い期待値からか、不満を感じることはほとんどなかった。しかし現在は、いろいろと選択肢もある中で、あえて寮で食事を取ろうとは思わない。その理由は、炭水化物にある。

どういうことかというと、主食であるご飯とチャパティーに難があり、食べる気になれないのだ。白米とチャパティーは、昼食と夕食ではほぼ毎回供される(唯一の例外は炊き込みご飯の時)。

チャパティーは、単純に、硬い。相対的に高級品とされるナーンが発酵を経てやわらかくなっているのに比べ、チャパティーは硬い。パリッとした硬さではなく、地味に硬い。焼きたてならまだ我慢できるが、少しでも時間が経ってしまうと、厳しい。留学当初のごく初期は興味本位から食していたが、早々に手を伸ばすことがなくなった。

そうなると白米を主食とするほかなかったのだが、この白米の臭いが次第に気になってしまい、食が進まなくなった。日本米でも炊きあがりには特有のにおいがする。改めて考えてみると、あのにおいを「いい匂い」と感じるか、「いやな臭い」と感じるかはその人の文化的背景に依るところが少なくないのだろう。インドのご飯のにおいは、日本米のそれよりもやや強く、クセがある。経験のない人に説明するのは難しい。米本来の臭いであり、悪いものではないのだろうが、一度気になってしまうとダメなのだ。実際には汁物と混ぜて食べるので、食べられないことはないのだが。

この問題は、自炊をしばしばするようになった今も変わらない。近くのスーパーでちょっと高めの米を買ってきて炊いてみたが、臭いは相変わらずであった。

04135263.jpeg

そこで、ご飯を炊く際には一工夫することが多くなった。今回の写真は、見た目にはほとんどわからないが、味噌と醤油を加えてリゾット風に炊きあげたもの。「リゾット」と呼ぶに値するかどうかはわからないが(たぶん厳密に言えば違う)。ともかく、こうすると臭いは気になりにくい。今度は、香辛料を使ってみたい。リゾットという観点で言えば、パニールも合うかもしれない。

(2)とんこつラーメン

やまやの「本格博多長浜生ラーメン」。おすそわけ品。感謝。蕎麦用に購入した湯切り網が役立った。

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(3)ビンディー・サブジ

レシピ本を参考に(あくまで参考)、玉ねぎとオクラの炒め物に再挑戦。格安食材メニュー。

植物油にクミン・シードを加えて熱し、玉ねぎを炒める。オクラ(ビンディー)、フレーク状の赤唐辛子、塩コショウを加えてさらに炒める。ガラム・マサーラーを加えて混ぜ合わせて完成。

49928610.JPG

レシピ本に基づいただけあって、味はいい感じなのだが・・・。オクラがうまく味をまとってくれない。味をしっかりのせるには、しっとり仕上げる調理法のほうがいいのかもしれない。ちなみに、玉ねぎを毎度長めに炒めているのは好みの問題。
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プロフィール
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toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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