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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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パニール・ブジヤー(Paneer Bhujiya)。パニールと玉ねぎを中心としたいたってシンプルな炒め物。スパイスの存在感は控え目で、油と塩を基調とする地味な味付け。目下、好きなインド料理の1つである。

外で食べるパニール・ブジヤーの味の再現してみたいと思い、過去にも自室で一度試みたが、いまいちであった(記事なし)。そのときは、「何かが足らない」ことはわかるのだが、「何が足らない」のかはわからなかった。そして、今回再度挑戦して、ようやく納得のいく味を再現できた。

6f6d03c9.jpeg

写真ではずいぶん白く見えるが、実物は唐辛子の色の移った油がしっかりまわり、パニールは黄色く色づいている。

前回との最たる違いは、油。前回は植物油を使用していたが、足らない「何か」はここにあった。おそらく、店ではギー(Ghee)を使っている。経験値を積むにつれ、パニール・ブジヤーに限らず、おいしいと感じるインド料理の多くにギーが使われていることを学んだ。同時に、それがこちらの人々の肥満の原因であろうことも知った。自分の憶測では、こちらの比較的豊かな人々に肥満体形が蔓延している理由の1つに、ギーの多用があると考えている。

この留学生活で減少した体重をもとに戻したくないという事情もあって(残念ながら戻りつつあるが)、ギーを持っていなかったため、植物油にバターを溶かして代用した。

店によってはグリーン・ピースやトマト(?)が加わるが、今回の具はパニールと玉ねぎだけでシンプルに。味付けはバターと塩が基本だが、赤唐辛子も欠かせない(フレーク状のものを使用)。スパイスは少量のクミン・シードとガラム・マサーラーを使用した。

[追記]

後で、ウェブ上にレシピを発見した。

http://halkaphulka.com/main/modules/recette/article.php?storyid=269

http://www.recipes.keralaz.info/paneer-recipes/Paneer-Bhujia.shtm

いずれもトマトを使用している。
スパイスに関しては、クミン・シードとガラム・マサーラーは正解のようだが、これに加えてターメリック(Haldi)も使用しているようだ。
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自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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