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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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デリーに住んでもう丸9か月になる。だが、まだまだわからないことが多すぎる。

最高気温が40℃前後に達するこの頃は、適切な水分補給を行うことに苦慮している。乾燥した高温の下で、大量に水分を失っているので、多めの水分とミネラルを補給しなければならない。そのためにいろいろと工夫をするわけだが、手軽に入手できるスポーツドリンクのゲータレードに頼ることが最近は多い。味は好みでないのだが、贅沢は言っていられない。

先日、JNU学内唯一のATMが故障しており、かつ手持ちの現金が絶望的に不足していたため、炎天下の中わざわざ学外に自転車で出て、ベール・サラーイのマーケットまで赴いた。わずかな距離の移動だが、今はそれがつらい。そこでついでにゲータレードのペットボトル(500 mlでRs. 35)を購入した。デリー生活での感覚から言うと、割高な品。同サイズのミネラル・ウォーターならRs. 10ほど、コーラならRs. 22(600 ml)。クラスメートの多くは、基本的に無料の浄水器の水を飲んでいる。授業中にゲータレードのペットボトルを机の上に置いておくことには、少し抵抗を感じる。

それはさておき、その店で、他の客が店員とのやり取りに、驚きを覚えた。

客「スプライト」
店員(子供)「ティーケー」(OKの意味)
客「PET bottle」(瓶ではなく、ペットボトルの方をくれ、ということ)
店員はペットボトルを手渡す。

・・・えっ?「ペットボトル」で通じるのか?

「PET bottle」は英語としては一般的でなく、通用しない。「plastic bottle」と言わないとダメだ。そう習ってきた。だが、どうやらそうした常識はここインドでは当てはまらなかったようだ。どこまで普遍的に通用するのか知らないが、少なくともローカル・マーケットの子供がわかるということは、ある程度通用するであろうことが推定される。

まだまだわからないことが多すぎる。が、インド生活1年目もあと3週間強でひとまず終わりとなる。
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プロフィール
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toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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