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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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「デリーの秋葉原」ことネルー・プレイスの北にあるレストラン、Oh! Calcutta。


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カルカッタ(現コルカタ)という店名が示す通り、インド東部、西ベンガル州料理のレストラン。シーフードが有名。初来店。

トレード・センターとか何とかいうビルの一角にある。高級感漂う店内の様子に、ちょっとおどおど。

メニューを開いて、さらに困惑。

「あれ、値段書いてないよ」

そんな馬鹿な。ここは、東京の老舗の寿司屋か。

と思ったら勘違い。価格が、数字(Rs. 580)ではなく、言葉(Five hundred eighty rupees)で書かれていただけだ。ちょっと安心。

ビールはキングフィッシャーを注文。大瓶1本Rs. 220(+税20パーセント)。外で買えばRs. 35(税込)のもの。

スターター(前菜)として、フィッシュ・ティッカ(一口大の魚)。白身魚の切り身が、まるでタンドーリー・チキンのように、香ばしく、スパイスを身にまとって焼かれたもの。美味。辛い。でもおいしい。ビールが進む。

前菜が終わり、メインまでのつなぎに、なぜか青唐辛子につまようじが突き刺さって出てきた。これをそのまま食えというのか。いいだろう。やってやろうじゃないか。無論、これは自爆行為であった。次第に湧き上がってくる辛さに涙が流れた。

メインは甘いプラオー(炊き込みご飯)に、エビのココナツ・クリーム煮と、魚のすり身を焼いてマスタード・ソースがけ(マスタードが嫌いなので、ソースはほとんどかけずに食べたが)。「Not spicy」と言ってしまったためか、どれも辛くない。このプラオーはそもそも甘いもので、デザートのような味付け。それと、やたらにカルダモンが効いていた。エビのココナツ・クリーム煮は、ココナツの実をくりぬいた容器に入って出てきた。こちらも甘い。

あまーい料理、行きとどいたサーヴィス、きれいな内装、隣の席からも聞こえてくる日本語(ビジネスでインドを訪れている人たちだろうか)・・・。普段のデリー暮らしとは違う、異世界を体験した。

1人Rs.1,500(サーヴィス、税込み)。

値段相応の満足は十分に得られたように思う。
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プロフィール
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toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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