忍者ブログ
インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
[165] [164] [163] [162] [161] [160] [159] [158] [157] [156] [155]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

10月18日(日)

ディーワーリーの騒ぎは、思いのほか早くおさまった。おかげでしっかり眠れた。

朝6時起床。ホテルのスタッフを起こしてチェック・アウト。スタッフが現地の言葉で話しかけてくる。だからネパーリーじゃないんだって。彼は自分が外国人だとわかって、ばつが悪そうにしていた。

こんなに早く起きるのは、今日またダージリンに戻るため。今日中にダージリン・ヒマラヤ鉄道の手配をして、明日それでダージリンから一気にスィリグリーまで行くことにした。

MGロード近くのジープ・スタンドに行ってみるが、やはり違った。ダージリン行きは、来た時と同じく、やや「下」の市営タクシー・スタンド発着。そこまでタクシーで移動(Rs. 60)。

ダージリン行きの相乗りジープ(Rs. 150)。今回もまた限界まで人を載せて、7時ごろ出発。気持ちが悪くなり、はきそうになる。車酔いする体質ではないのだが、疲れのせいだろうか。いや、昨日の酒か。11時ごろ到着の4時間の移動。ダージリン、再び。

まずは鉄道駅で明日のチケットの手配。とても対応が良い。空いており、すぐにチケットを購入できた。ダージリンからスィリグリー・ジャンクション(Siliguri Junction)まで(1stクラスでRs. 250くらいだったと思うが忘れた)。およそ7時間かかると言われた。スィリグリーには2つ駅があるが、鉄道ターミナルがあり、市街中心に近いのはこのジャンクションのほう。

次は宿探し。『ロンプラ』『歩き方』掲載のアリス・ヴィラ(Alice Villa)へ。ちょっと迷ってようやく到着。なかなか見つからないと思ったら、一度通り過ぎていた。で、せっかく見つけたのに、部屋の空きがなかった。

ダージリン中心となっているチョーラースターという広場を望むベルビュー(Bellevue)というホテルへ。ここも結構混んでいたようだ。Rs. 1,000の部屋に決めた。山小屋風で、かなりボロい。コンセントがことごとく壊れており、携帯を充電できなかった。ダージリンで最初に泊まったデカリンがログハウス風なら、こちらは昭和の山小屋風だ。お湯も少ししか出ない。その代わり、部屋は広い。

447f12f5.jpeg
広い部屋。

0e67fffc.jpeg
部屋からチョーラースターを望む。

109.JPG
山々も見える。

チェック・イン時に、パスポート情報の記載を求められなかった。次の客(欧米系)は要求されていた。自分はまた地元民扱いなのだろうか。自分も英語でしゃべっているのに。

さて、今日はダージリン観光だ。

まず、ホテルから徒歩でブティア・ブスティ・ゴンパ(Bhutia Busty Gompa)へ。歩いて行くしかない場所だが、結構距離があった。しかも、時間が悪かったのか、僧がおらず、中の見物はできなかった。

113.JPG
入口。

115.JPG
本堂。でも中は入れず。

一旦チョーラースターに戻り、カフェで昼食(モモ)をとり、それからタクシーを拾ってハッピー・ヴァレー紅茶園(Happy Valley Tea Garden)へ(Rs. 600往復、待ち時間込み)。街道から細い道をしばらく降りて行かねばならない。普通は街道から歩いて行くところなのだろうが、タクシーの運転手はかなり細い道に突撃していった。近隣のみなさん、ご迷惑をおかけしました。茶畑見学。日本の茶畑のように、整然とはしていない。そもそも地形的にそれは無理なのだろう。工場は案の定閉まっていたが、その近くにあった売店でちょっと紅茶を購入した。何カ国語も巧みに操るやり手おばさんがそこにはいた。商売人気質全開のこういう人は、この土地には似つかわしくない。

121.JPG
茶畑。

123.JPG
左は製茶工場。奥はダージリンの街。

そこから街道に戻ってすぐのところに、ヒマラヤ登山学院と動物園がある。入場料は、外国人Rs. 100。インドの大学に通う学生だと言ってみたがダメだった。謝られてしまった。いっそのこと、ヒンディーでも使って地元民のふりをすればいけたかもしれない。

登山学院は博物館を見学できる。入ってみてから気づいたのだが、自分はまったく登山に関心がなかった。あっさり通り抜けて見物修了。

動物園を散歩して車に戻った。

チョーラースターの広場では催しものをしていた。近くの店の店主によれば観光客向けのイヴェントだそうだが、言葉は現地語だし、観光客向けとは到底思えない。日替わりでいろいろとやっているらしい。

127.JPG
イヴェント。
どう見ても、地元民対象だ。

117.JPG
チョーラースターの犬。

ディナーは『ロンプラ』掲載のグレナリーズ(Glenary’s)で。ビールはブラック・ラベル・プレミアム(Black Label Premium)。ウェスト・ベンガルのオリジナルかと聞いたらイエスだというから注文したのに、バンガロール産じゃないか。だまされた。また温い。味は、標準的なピルスナー。(比較的)しっかりと重みがある。チキン・ティッカとポークの炒め物をつまみに。

129.JPG

ちなみに、このとき隣の席は日本人の家族連れだった。

主食はチベット料理で締めようと思い、デカリン・ホテルの隣、クンガ(Kunga)を訪れる。だが満席。モモのテイクアウトを頼むも、今忙しいから無理と一蹴される。

仕方なく、露店のモモを買い、ホテルの部屋で食べた。非常にまずいモモだった。

就寝。
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
本棚
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カウンター