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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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10月16日(金)

午前3時半、自分でセットしたタイマーで起床。タイガー・ヒル観光だ。ホテルの外に出て少し待つと、タクシー到着。出発。

運転手は「遅れてすまない」と言う。うそだ。遅れてなんかない。車は約束の時間より前に着いたが、自分がそれよりちょっと早くに外で待っていただけだ。そのことを指摘したら、笑っていた。こんなに腰の低い人々がインドにもいるのか。

タイガー・ヒルというのは、ヒマラヤ山脈を見る絶好のポイントとして観光地になっている丘。日の出前に到着するのが定番だ。見学料金がかかる。場所によって料金が違う(建物の外、中の低層、中の高層)。自分はRs. 40でスーパー・デラックス・ラウンジをチョイス。ここはチャーイつき。

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ラウンジ。チャーイと解説つき。
1人1席のようで、じつは少し席が足りない。

ここダージリンは霧が多い土地。晴れ渡ったいい景色を望むことができるとは限らない。この日は、非常にいい日だったらしい。きれいに晴れ渡り、すばらしい景色を眺めることができた。

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まだ暗い。

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夜が開け始める。

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まず、遠くの山々に日があたる。

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日の出ともに歓声。

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山々がよく見える。

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肉眼でもはっきりと。

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日の出。

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多くの観光客。
屋根の上に載っている2人は反則だと思う。

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大賑わい。

日が昇ると、観光客と車は一斉に丘を降りる。途中、イガ・チョリン・ゴンパ(Yiga Choling Gompa, ただ)と第3次印パ戦争の記念碑(War Memorial, Rs. 5)を見学してホテルに戻った。記念碑のほうは、山々と花を楽しむスポットとなっており、戦争の記録に関心を向ける人は少ない。

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イガ・チョリン・ゴンパ。

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中の仏像。

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記念碑と花。

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鉄道が走るが、普段は露天。

ホテルでは朝食が付いているとのことだったが、とにかく眠かったので、部屋に戻って寝てしまった。11時、チェック・アウト。結局シャワーは浴びなかった。あまりお湯も出なかったので。

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ホテルの部屋からの景色1。

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2。写真の傾きがひどい。

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ダージリンの街並み。
 
ジープ・スタンドから、乗合ジープでシッキム州の州都ガントク(Gangtok)を目指す(Rs. 130)。

3列座席のジープ。最前列に4人(運転手含む)。中列5人(ただし1人子供で膝の上)。後列4人。計13人。無論、かなり厳しい。自分は後列右端。

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乗合ジープ。
 
12時ごろに出発して、途中1回の休憩をはさんで、4時ごろに到着した。シッキム州入境のポイントでは外国人の自分だけが事務所で手続き。許可証はすでに持っていた(ここでも申請可能)ので、10分ほどで終了した。他の客をさほど待たせずに済んだ。

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休憩地点の景色。

道はスィリグリー=ダージリン間ほど過酷ではない。山道であるには違いないが、とくにシッキムに入ってからは道が比較的きれい。一度山を降りて、川沿いを進み、再び山に登るイメージ。一度標高がさがったところでは気温が上がった。それに伴って乗客は服装を調節(薄着→厚着→薄着→厚着)。

狭い車で長時間の移動に疲労困憊。早く宿を見つけたい。

ガントクは思いのほか、大きな街だ。私営ジープのターミナルは街の中心部から少し下(傾斜の厳しい土地にあるこの街では、「上」と「下」で方角を表す)にあった。そこからタクシーでも拾うつもりでいたが、通りすがりの一般の車が乗せてくれた。もちろんタダで。

ホテル探し。『歩き方』や『ロンプラ』掲載のNew Modern Central Lodgeを探したが、見つからなかった。近くのトラベル・ロッジTravel Lodgeという安宿にした(『ロンプラ』)掲載(Rs. 600)。部屋の見た目はきれいだが、機能的には所詮安宿。ドアはかなり強く閉めないとオートロックが作動しない。いくつもコンセントが壊れている。テレビも写りが悪い。でもホット・シャワーはちゃんと出た。シャワーを浴びて、一息。ここがデリーならちょっと休憩したいところだが、早く店が閉まってしまうと困るので、早速レストランへ。

ガントクはかなり栄えている街だ。中心にはベネトンなどのアパレル・ショップがならぶ。銀行のATMも多数。夜まで人通りが多い。この日はディーワーリー前日という特殊性もあるが、おそらく普段から賑わっている街なのだろう。さすがに、小国であったとはいえ、かつての首都だ。

ガントクの中心・MGロードのちょっと高そうなレストランへ(名前忘れた)。シッキムらしいメニューを期待したが、普通に中華と北インド料理のメニューだった。エビのフライをつまみに、ビール(いつものカールスバーグ)を2本飲んだ。

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エビ。ソースがうまい。

せっかくなので、主食はシッキムらしいものを食べたい。そこで、もう1件、ホテルに近い、タンゲリン(Tangerine、『ロンプラ』掲載)というレストランへ。モモを注文したが、品切れ…(モモは手間がかかるので品切れになったら終わり)。しかたなく、ラム酒とチキン・ヌードル(ただのインド風中華・チョウメン)。チョウメンの味は良かった。

ホテルに戻って就寝。
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toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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