インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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前エントリの郵便局のあと、本屋巡りをしてからの帰り道、かなり遅めのランチを求めてディッリー・ハート(Dilli Haat)に立ち寄った。
※ディッリー・ハートとは、民芸品の露天と各州観光局の飲食店(これも露天)が立ち並ぶ、デリー有数の観光スポット。日本人観光客はさほど多くないような気がする。もっと人気になっていい。 何となく選んだアッサム州の飲食店へ。 メニューの冒頭にあった、フィッシュ・カレーとライスのセット(メニュー名は、なんかローカルっぽい見知らぬ名前だった)をオーダー。Rs. 80。 フィッシュ・カレー
汁に細かいジャガイモが浮かんでいる。その時点で期待度激減↓。 ライスも固そうだし。 魚のフライに、スプーンを突き立てた瞬間、驚いた。 柔らかい。 インドでおなじみの、干物を長時間唐揚げしたかのような、固いフィッシュ・フライとは違う。日本で出会うような、柔らかいフィッシュ・フライだ。 期待度↑。 ご飯の山を崩し、魚とカレーをまぜあわせ、口に運ぶ。 うまい。実にうまい。 カレー自体の味は大したことない。ただし、珍しい。まったく辛くない。ターメリックとサフランがメインだろうか。パクチーも軽く個性をアピールしている。ジャガイモが意外と邪魔をせず、むしろまろやかさをもたらす。とはいっても単品で食べて美味しいものではないと思う。安い店のダールみたい、と言えばインド関係者はイメージがしやすいだろうか。 すっきりカレーと、柔らかい魚唐揚げと、ご飯が合わさったときに、組み合わせの妙が生まれる。 スプーンが進む。心が弾む↑。 しかし、途中で異変。 脳がストップを命じている。スプーンを置け、と。 なぜだ! 大した量を食べていないのに! 辛くもないし、何が問題なんだ! 自分の体が送るメッセージを理解できずに苦しむ。 ふと気づく。 重い荷物を運び(部屋→タクシー、タクシー→郵便局)、長時間直射日光にさらされ、朝から食事もとらずにここまで動き続けた今日の履歴を。 疲れた胃腸が、助けを求めているのだ。 東京への長距離移動を翌日に控えた状況も勘案し、泣く泣くスプーンを置いた。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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