インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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4月10日。きょうも祝日。Good Friday。直訳すると「いい金曜」。おそらくは、「良き金曜日」とか「聖金曜日」とか訳すとそれらしくなるのだろう。キリスト教の祝日のはず。この時期の祝日は、多くの学生にとっていい金曜日だ。
今週は実働2日のみとなった(水・木)。祝日×2(火・金)に加え、担当教員の体調不良も原因。 4月も上旬が終わる。おいしいマンゴーにありつける季節となった。そして、今セメスターは残り1か月。学期末へ向け、慌しい日々が続く。 PR
インド時間今日(ブログ日付上の昨日)は祝日でJNUはお休み。午前中に授業の課題を1つ片づけて、午後はデリー中心部およびオールド・デリーへの遠征を敢行した。
途中、サロージニー・ナガルで買い物をしてから、コンノート・プレイスの南インド料理屋サラヴァナ・バヴァン(Saravana Bhavan、CPの店舗)で小休憩。オート・リクシャーは、JNUからサロージニーでRs. 50, サロージニーからコンノートでRs. 50。サラヴァナ・バヴァンでは、バニラ・ミルク・シェークとマサーラー・ドーサー。ドーサーを食べる予定はなかったが、隣の客につられた。ここはいつ来ても大人気の店。クオリティが高い。 その後、オールド・デリーの紅茶販売店アプ・キ・パサンド(Aap ki pasand)をめざす。コンノート・プレースからオート・リクシャーで移動を試みる。アプ・キ・パサンドは有名店だと思っていたが、オート・ワーラーにまったく通じない。正確な場所は知らなかったので、自分たちで誘導することもできない。初めはアプ・キ・パサンドを知っている運転手を探していたが、全く埒があかない。仕方ないので、アプ・キ・パサントがあると思われるダリヤー・ガンジ方面にとりあえず移動することを試みるが、これもうまくいかない。まったくオートがつかまらない。そうなった原因は3つ。第1に、オート・ワーラーがオールド・デリー行きを嫌がること。こちらがオールド・デリーと言った途端に走り出してしまう車がいくつもいた。日本なら乗車拒否として問題になるだろう。第2に、観光客の多い場所で、吹っかけてくる運転手が多いこと。とんでもないのでは、オールド・デリーまで$10などという法外な金額を言ってくる輩もいた。適正価格の10倍くらいに相当する。第3に、こちらが目的地までの正確な距離を知らず(近いと思い)、価格交渉のハードルを厳しく設定しすぎていたこと。実は第3の理由が難航の最大の理由だったというのは、あとになって分かったことだが。 これまで経験したことがないほどオートの確保に手間取ったが、多少高い値段であきらめて乗車し、ダリヤー・ガンジへ(Rs. 60)。乗った車の運転手もアプ・キ・パサンドは知らないと言うので、とりあえず馴染みの書店マノーハル(Manohar)へ行ってもらう。が、祝日につき休業。隣の本屋でちょっと本を見て、ついでにアプ・キ・パサンドを聞いてみるが、やはり知らないという。近くのはずなのだが・・・。おそらくメーン・ストリートにあるだろう、という非常に不確かなアドヴァイスはもらったが(結果的には正しいアドヴァイス)。 徒歩でメーン・ストリートらしきところを進む。まったくあてはなかったが、少しずつ、大きな通りを見つけてはそちらに進む。道の人に「アプ・キ・パサンドという紅茶屋」を尋ねるも、うまく通じない。しばらくさまよい、警官に尋ねる。と、数歩歩いて、指さす。するとそこにカタカナで「アプ・キ・パサンド」の看板が。まったく偶然だが、さまよった末に目的地にたどり着いていた。 閉店時間(午後6時)間際だったが、かろうじて間に合った。看板も店内表示も日本語全開で、日本人客が主たるターゲットであろうことが容易にうかがえる。「クリントン大統領は興味を持ちました」のように怪しげな日本語もあったが。季節ごとに味が違うというダージリンの紅茶3種(春・夏・秋)をテイスティング。秋のが抜群においしく思えた。お茶のおいしさに衝撃をうけたことは久しくなかった。数年前に中国の超高級烏龍茶を飲んで以来の経験だ。テイスティングした秋のダージリン(100gでRs. 1,000)などを購入。言うまでもなく、インドの一般的な物価から見れば破格に高い。 今回の経験から察するに、オート・ワーラーや地元の人々が知らなかった理由は、この店が日本人のみの間で有名だからということだろう。 夕食にはまだ早かったが、ここではほかにすることもなかったため、最終(かつメイン)目的地であるレストラン、カリーム(Karim's Hotel)をめざす。デリーの観光地として有名なジャマー・マスジッド(Jamma Masjid)方面へ向けて歩く。この辺はイスラーム教徒エリア。ジャマー・マスジッドの南門すぐ近くにカリームを発見。通りから1歩中に入った奥まったところにあるが、通りに標識が出ているのでわかる。 店の雰囲気、接客、価格はよくある地元のちょっとしっかりしたレストラン。ただし、有名店らしく、外国の雑誌記事などによる紹介記事を誇らしげに掲げている。メニューの「脳のカレー(Brain Curry)」が目を引いたが、迷った末に回避。勇気が足りなかった。少し後悔している。注文は至極無難に、チキン・ティッカ(一口サイズ鶏肉と野菜の焼き物)、マトン・コールマ(羊肉の汁物)、パニール・シャヒ(パニールのトマト煮)、バター・ナーン。チキン・ティッカは及第点以下。チキンが硬く、味付けも工夫不足。マトン・コールマはとてもおいしく感じた。肉はとてもやわらかく、ソースも味わい深い。パニールはトマトがあまり好きでないのでその点はともかく、クリーミーでよい味付けだと思う。ナーンは厚くパンに近いタイプ。少し硬い。1人Rs. 200強。今回の印象は、低価格でそれなりにおいしい料理、といったところ。今度行く機会があれば、他のメニューにチャレンジしてみたい。 カリーム。
カリームを出てから、オートをひろえる大通りに出るまでが一苦労となった。地図上ではまっすぐ南に行けばすぐに大きそうな通りにでるのだが、出てみたところそこはとてもオートなど通れない商店街の雑踏。仕方なくその道をひたすら歩く。人とサイクル・リクシャー、バイクをかき分け、20分くらい歩いただろうか。知らない場所で、不安な気持ちが長く感じさせたのかもしれない。ようやく通りに出て、そこからはオートで一気に帰還(Rs. 110)。移動それ自体は渋滞もなく順調だった。
ランチをヴァサント・ロークのレバノン料理レストラン、フッカーHookahで。マーケットの奥にある水タバコのマークが目印のバー&レストラン。自宅および大学から最寄のマーケットであるヴァサント・ロークの中では、数少ないまだ行ったことのなかったお店。
バーがメインの様子。したがってドリンク・メニューが充実。もちろん酒あり。それなりに値は張る。 料理はレバノン料理、イタリアン、インド料理ほか。価格はこのマーケットに主流の中間ランク。 レバノン料理から海老とチキンで1皿ずつ、イタリアンからスパゲッティ1皿を注文。海老とイカの素揚げは硬くていまいち。チキン(名称不明)は、マンゴーを使ったソースがあしらわれた珍しい品。チキンそのものがジューシーでいい味。インド料理屋のいわゆるタンドーリーとは違ってしっとり。マンゴーのソースも悪くない。付け合わせの温野菜はクミン(パウダー)が効いていておもしろい味。スパゲッティは完全に茹ですぎでNG。 そのあとは、いつものスーパーマーケット、マルシェで買い物をして、そのすぐ前にあるショコラというチョコレートのお店でスパイシーなチョコレート・ドリンクを飲んで帰る。ショコラは欧米系の客が多く、デリーとは思えない雰囲気。
メモ。
北朝鮮「飛翔体」に関する速報状況。 インド時間5日午前9時~9時半(日本時間同日12時半~午後1時)にかけてチェック。 (コメント追記:多くのメディアが、通常記事の1つとして扱った。メディアでは、今回の一件の第一報があまり関心を持って受け止められなかったと言えよう。ただし、Hindustan Timesの詳報ぶりは突出。)
速報なし 発射前状況に関して ソウル発AP記事"N Korea watched intently rocket launch"配信 (追記:午前11:30付更新で発射の一報。ソウル発AP) Hindustan Times トップ画面に速報"North Korea defies pressure, launches rocket" アメリカ反応に関してワシントン発Agence France-Presse記事 韓国反応ソウル発Agence France-Presse記事 日本反応東京発Reuters記事 ほか 発射前状況に関して ソウル発Reuters記事配信 (昨日の誤報は東京発Reuters記事で) Indian Express なし The Times of India ソウル発AP記事"North Korea fires long-range rocket"配信 The Statesman なし(そもそも速報なし) Dawn なし
ソウル発IANS記事"North Korea launces missile despite US warning"配信 Frontline なし(速報体制なし)
なし
トップ画面なし rediff.com トップ画面なし
インド発の国際政治理論、あるいは政治学理論はあるか。この問いに対する答えは、少なくとも今のところは、Noだろう。現在の国際関係論や政治学において、理論と呼ばれて重用されるものの中に、インド発あるいはインド人によるものはないと思われる。
だが、理論はなくとも、思想はある。 ![]() 今日、書店で『インド実在論(Indian Realism)』という本を見つけた。初版は1939年にもかかわらず、その後も版を重ねていることからすると、おそらくはこの分野における有名な業績なのだろう。 Jadunath Sinha, Indian Realism, New Delhi: Motilal Nanarsidass Publishers, 1999 (originally pubulished in 1939 in London), 287 pg., Rs. 295. ここで言う「リアリズム」は、「現実主義」と訳されるところの国際関係論のリアリズムとはまったく違う、「実在論」と訳されるものである。 以下、序文の部分訳。 「本書は、Yogacara Vijnanavada(主観的観念論)、およびインド実在論諸学派によるそれ(主観的観念論)への徹底的な批判の再構築を試みるものである。・・・私は単に、インドの思想における主観的観念論と実在論の論争を扱い、インドの実在論者が外的世界の実在を証明しようと試みた議論にほぼ完全な説明をしようとしたのだ。・・・」(p. xiii) 政治思想ならまだしも、哲学思想までは手を出せそうにないし、あまり関心もない。序文だけ読んで終わりにした。 ちなみに、「インド実在論」と日本語でGoogle検索してみたところ、思いのほか多くのヒットがあって驚いた。
インド時間明日(ブログ日付上の今日)は祝日。来週火曜と金曜も祝日。毎度のことだか、何の祝日かわかってない。明日の新聞を見て初めて知ることになると思う。インドでは各地方や宗教によって祝日が異なり、日本のように統一的に定められた確かな祝日というものがあるわけではないので、ここではあくまでJNUの制度上認められた祝日という意味。
土日月はもともと授業がないので、金曜日と火曜日が祝日になることにより、今週末から金土日月火という大型連休が出現する・・・はずだった。が、今日の授業の教員により、土曜と月曜の授業実施(補講)が発表された。金曜の分を土曜に、火曜の分を月曜に振り替えるというわけ。この結果、○○○○○となると思われていた5日間が、○●○●○になってしまった。連休なし。普段の週末よりも休みが少ない。 学期末で多忙とは言え、さすがに5連休になるならばどこか地方へ飛ぼう(もちろん論文とパソコンを携えて)と思い、昨日あたりは心を躍らせながら旅行ガイドを眺めていたのだが・・・。無念。今学期中の旅行のチャンスはもうなさそうだ。
ディフェンス・コロニーの中級レストラン、スワーガト(Swagath)。ディフェンス・コロニーを訪れたのは今回が初。渋滞がなくスムーズに着いたから今回はよかったが、食事のためだけに訪れるには少し遠い。
メニューが非常に豊富で、北インド料理と南インド料理の両方があり、ノンベジやシーフードもある(ただしメニューが説明不足で、見てもよくわからない)。酒類もある。客は外国人が多め。とてもきれいだが、接客はいまいち(インドらしいとも言える)。 午後8時までがハッピー・アワーで、ビールが安くなる(料金体系は不明)。タイガー(Tiger)を注文。初めて見た。シンガポールに本社を持つ、世界的なブランドらしい。ただしインド国内で生産されているので、ドメスティック(国産)扱い。よく冷えたグラスに注がれたタイガー・ビールはおいしかった。近くで買えるなら、家でも試してみたい。 チキン・カレー(正式名称不明)、海老のガーリック炒め、チキン・ビルヤーニー(ハイダラバード風)をオーダー。いずれも辛すぎず、外国人でも大丈夫な味付け(外国人向け高級レストランほど抑えてはない)。このくらいがちょうどよく思える。アルカウサル(サンデー・マーケット)は自分にはまだ辛すぎる。とくにおいしかったのは海老のガーリック炒め(Rs. 450くらい)。風味豊かで、ガーリックのペーストをカレーやビルヤーニーと混ぜてもいい感じ。 その後、Cocoberryというおしゃれなスイーツの店へ。 若い女性でにぎわっており、あまりにも場違いであったが、めげずに入る。この店の前を通ったとき、どこかで見たことがあると思っていたが、あとで確認したところ、「カレーなるインド裏ブログ」で紹介されていた。そこで紹介されているような、クリーミーなフローズン・ヨーグルトにフルーツをトッピングするのが基本メニューのようだ。少し割高なコンボ(combo)を注文してみたところ、なぜかヨーグルト抜きでフルーツだけ。もちろんそのぶんフルーツが盛りだくさん。イチゴ、ざくろ、マンゴーがカップにびっしり。フルーツの方がヨーグルトよりコストがかかるのだろうが、なんとなく損した気分。 店に入った時はレジのある地上階が若い女性でにぎわっていたが、出る時はなぜか男性客だけになっていた(上の階はまだ女性客が優勢)。時間帯の問題だろうか。
昨夜の出来事。
夕食時、馴染みの北インド料理レストラン、サンデー・マーケット(ヴァサント・プレイス・マーケット)のアルカウサル(Alkauser)へ。ここ1か月で3回目になる。思いのほかすぐにオート・リクシャーをつかまえることができ、しかもいつも行き先の説明に手間取る場所だが、今回は「サンデー・マーケット」の一言で通じたうえ、Rs. 25という適正価格を初めから提示された。午後7時ごろというオート・リクシャーを最も捕まえにくい時間なのだが、うまくいった。 ゆえに、早く着きすぎた。待ち合わせまで時間があったため、マーケットで買い物をして時間をつぶす。バナナ、メロン、ワイン、ラム酒・・・など。酒屋でしばらくワインを悩むついでに、他の客の買い物を見物していた。ローカル・マーケットという場所柄もあってか、高い酒はほとんど出ていない。多いのはビールで、圧倒的にストロング・タイプが売れる。アルコール度数の高いタイプ。自分は嫌い(まずくて飲めない)なので、なぜそれがそんなに売れるか不思議でしかたない。それと、ラム酒のような安くて強い酒も売れている。要するに、できるだけ安く酔える酒が人気なのだろう。つまり、大事なのは、価格とアルコール量の関係。 待ち合わせの7時半にはまだ少し時間があった。しかもインドのディナー・タイムには少し早すぎたため、アルカウサルはまだテーブルが用意されていなかったが、店員に言ってとりあえず椅子とテーブルを用意してもらう。スライス玉ねぎがすぐに供されたので、それをかじりながら待った。 やや遅れて友人が現れた。空港から直に来たのだが、タクシーの運転手に行き先が伝わらずに遠回りをしてきたようだ。空港からは一本道なのだが、その道の説明がうまくいかなかったのかもしれない。デリー南中部では「アウター・リング・ロード」と呼ばれる道路をその道をまっすぐ来ればよいだけ。しかし空港方面まで行くと環状になっておらず、「アウター・リング・ロード」とは呼ばれていないらしい。そのことが混乱を招いたようだ。 それはともかく、食事をはじめてしばらくすると、雨がポツポツと落ちはじめた。屋外の雨除けがないところのテーブルだったので、軒先に避難しようとするが、店員が「すぐに止むから待て」という。まあきっとそうだろうと思い、そのまま食事を続けた。しかし、雷も轟きはじめる。しばらくして、雨足が強くなりはじめたので、たまらずテーブルごと雨の当たらない部分(マーケット内の通路部分)に移動。すると一気に風が強まる。土煙りが舞い、料理を襲う。さらに雨も強まる。嵐。落ち着かない状況だったので、食事は手短に済ませ、会計を済ませる。だが、とても帰れる状況ではなかった。道にでてオート・リクシャーやタクシーを拾うまでにびしょびしょになってしまう。仕方なく、しばらく雨宿り。これほど強い雨は雨季が終わって以来初めてのはずだ。しかも、強い雨が継続する。1時間以上。雨季でもこんなにまとまって降った記憶は少ない。 しばらく雨宿りをしていた。すると、意外なことに、傘をさして歩いている人が少なくない。おそらく半年ぶりくらいの強い雨なのに、なぜ備えがあるのだろうか。マーケットの住人なら、傘が置いてあるのはわかる。しかしそうは見えない人でも、傘をさしている人たちがいる。車に常備してあるのだろうか。それも、傘の種類が多彩。あるおじさんは角の生えたかわいい傘を、ある人はパラソルにしか見えない巨大な傘を、ある人は折り畳みの傘を、ある人はマギーの販促グッズと思われる傘をさす。多彩な傘。傘は非日常の領域に属するものなのでは、というのが友人の仮説だったが、それは考えすぎだろう。 あまり遅くなると今度は車を拾いにくくなる懸念があったので、雨が多少弱まったところで意を決して近くのタクシー・ステーションまで歩く。JNUまでRs. 150というかなり高い値段だったが、やむを得ない。 家に戻ったころには雨はすっかり弱くなっていた。よくある展開だ。
旅先のヴァーラーナスィーのレストランで、ウェイターの薦めに従って注文した缶ビール、カールスバーグ(Carlsberg)。新しくなったとかウェイターが言っていた。そのときとてもおいしく感じられ、強く印象に残っていた。
これまでもデリーでカールスバーグを飲んだことはあった。が、あまりいい印象はない。味はいまいちなくせに高いというイメージだった。 ヴァーラーナスィーでの経験を踏まえて、デリーに戻った後、カールスバーグを買ってみた(Rs. 45, 330 ml)。レストランではRs. 200だったのでそれに比べれば安いが、他の国産ビールよりはかなり高い。缶の表示を見ると、確かにインド国内産。前からそうだったのかどうかは知らない。ヒマーチャル・プラデーシュ州(Himachal Pradesh)のSouth Asia Breweriesという会社が製造している。 で、肝心の味は・・・なんか違う。レストランで飲んだ時のようにおいしくはない。偶然か、グラスのせいか、温度か・・・何だろう。体調のせいではないような気がする。しばらく検討してみる必要がありそうだ。
1月に始まったこのセメスターは、これまでが緩すぎた。ろくにこれまで授業が行われていないコースすらあった。だが、3月中旬のホーリー・ウィークが終わり、各コースともに5月12日のセメスター末から逆算して、あわただしくなり始めた。前セメスターもそうだったので予想はしていたが。昨日は朝10:30に連絡が回り、11:00からの授業が突如組まれた。学生も教員も学内に住むことが基本とされるここならではだ。そのコースはこれまでの2ヶ月半で2回しか授業がなかったのだが、来週からは平日は毎日10時からやるという。実際に毎日行われることはないのだろうが、少なくとも用意はしなければならない。勘弁してほしい。
今週は日本向けの原稿の締め切りもあったので(まだ仕上げてないが)、授業の負担増加と重なり、かなり忙しい週となった。忙しさもセメスター末に向けて加速しそうだ。 今セメスターの最大の収穫は、リサーチ・メソドロジーの授業で社会科学の方法論をじっくり学べたことだろうか。3名の教員が分担して行うこの授業は順調に進み、1人目の科学哲学、2人目のアーカイブ・リサーチが終わり、いよいよ3人目の計量分析セグメントに入る。担当教員は「君たちがついて来れるかどうかは知らないが、フルスイングで行く」と宣言している。学生がついて来れなかったら意味がないだろうに。この教員は前セメスター末に「毎日補講」を実行した人だけに、「フルスイング」が恐ろしい。 |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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