インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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不便だ。自由に動きがとれない。
右足を地に付けないため、松葉杖がないと歩けない。松葉杖で歩くのは想像以上に辛い。 今日はまず寮からスクールやアドミニストレーション・オフィス(管理部)に行く必要があった。普段なら自転車で5分の距離。タクシーを呼ぶには近すぎる。バスは危険すぎる(乗降時の身の安全が確保されない)。オート・リクシャーいればちょうどいいが、寮の前にいることはまれ。なので、歩いて行ってみた。が、この試みをまもなく後悔することになった。きつすぎる。スクールにたどり着いたときには、大粒の汗を滴らせていた。 戻るときはオート・リクシャーがいるので苦労しなかった。 午後は学外に出る必要があったので、まず寮の前に出てオート・リクシャーが居ないことを確認した後、タクシーを呼んだ。半日でRs. 400のパッケージ。 電話して20分ほどで車が来た。行き先を告げる。「サウス・エクステンション」 運転手「サウス・・・エクス・・・テン・・・ション?」 は?知らないの? 聞き取れているようなので、こちらの発音の問題ではないようだが、なぜ通じない?知らないなんてことはありえない有名な地名だ。東京で言えば原宿とか、そのくらいのレベル。(あまり良い例えが浮かばなかった) リングロードで、オーロビンド通りを超えたあたり・・・と経路を説明して、出発してもらう。 途中、運転手から名刺を渡される。確かに自分が電話をした、JNUの目の前にあるタクシー会社の名刺だ。なのになぜサウス・エクステンションを知らないのか。 口頭で指示をして、目的の場所に到着。サウス・エクステンションの携帯電話会社Airtelで手続きをしようとしたが、そこに必要なものがなかったので、店員に住所を紙に書いてもらい、他の店に行くことに。そこで運転手に住所を紙を渡す。GK-IIのMブロック・マーケット。 運転手「グレート・カイラシュ・・・パート・・・2?」 おい。逆に聞きたい。じゃあどこならわかるのか、と。新宿のタクシー運転手が世田谷を知らないようなものだ。 略称のGK-II(じーけーとぅー)、とこちらが言うと、聞き覚えはあったらしい反応を見せた。そしておもむろに携帯電話を取り出し、タクシー会社に電話をかけ、「GK-IIってどこ?」と聞いて道を教わっていた。 GK-IIまでは無事についたが、そのあとMブロック・マーケットを探してしばらく迷い(自分もあまり詳しくないエリア)、何回も道を訪ねてようやくたどり着いた。 その後のJNU近くの地名は流石にわかってもらえた。 かなり経験値の低い運転手だったということになる。しかし非常に低姿勢だったので、むしろ好印象。無論、辿りつけなかったり、大幅に時間をロスしたりということであればこのようにのんきなことは言えなかっただろうが。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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