インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ![]() 越前敏弥『日本人なら必ず誤訳する英文』ディスカヴァー携書、2009年。 『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳家として有名な人らしい。全然知らなかったが。 「英語自慢の鼻をへし折る!」とは、またずいぶんと挑発的な帯だ。 こないだ東京からデリーに戻ったとき、飛行機の中でペンを片手にチャレンジしたが、見事に鼻を折られてしまった。 大変勉強になった。 アプローチは何ら新しいものではない。 受験英語の方法論を基礎として、手堅く文構造を理解したうえで、意味の通じる日本語にする。それだけのことなのだが、日本語を母語とするものが間違いやすいポイントを突いてくる。また、翻訳家ならではの、上手に訳すコツもちょっと学べる。 今やっている翻訳の仕事に生かせればよいのだが。 PR
ブログ上の日付で今日、実際の日付で明日はガンディーさんの誕生日で、全国的な祝日。
もう授業もないので、祝日だからどうってことはないのだけれども、寮の食事が朝食しか出ないことが問題だ。 そのため、明日も外食。 最近は外食が多くて、高いお金を払って体重を増やすそのたびに、しばらくは自粛して寮の食事で健康な生活を送ろうと誓うのだが、全然続かない。 でも明日は仕方ない。 外食だ。 どこに行こうか。
今日という一日は、きっと自分の研究にとって重要な一日となるだろう。
研究論文の指導で、(インドでの)指導教授から、大きなヒントをもらった。 テーマや研究手法といった論文の根幹に関わる部分ではないのだが、結論および意味付けの方向性について、思わぬアドヴァイスを受けた。 「君の研究は、~~という問題を解く鍵になりうる」という具合に。 小さなテーマに取り組む予定なのだが、その研究が、より大きな、そしてより重要なパズルを解く鍵になるということを気づかせてくれたのだ。 感動した。 自分の研究に命を吹き込まれたような思いだ。 うまくいけば、大きな成果になるかもしれない。 もちろんそのためには、地道な作業を重ねて練り上げていかねばならないわけだが。
元国連事務次長で、今年の総選挙でインドの連邦下院議員に転身したシャシ・タルール(Shashi Tharoor)。いきなり外務担当閣外相(外務副大臣)に就任し、いろいろと話題の人。
そのタルールは、日本でも最近話題のウェブ上でのつぶやきツール、twitterを利用している。 http://twitter.com/ShashiTharoor 見ると、かなりこまめに書き込み(つぶやき?)をしている。しかも、いろんな人からのコメントに真面目に答えたりもしていて、おもしろい。 例えば、新聞で大きく報じられた、タルールが高級ホテルのスイート・ルームから通勤をしているという件についての「政府の金を使っているのか」、という質問に、タルールが「政府の金じゃないよ、自分の金だよ」、と答えている。すると、質問者は、「わかりました。すみませんでした」と応じる。こんな具合に。ウェブ上であっても、タルールのような人物に対して一般の人が敬意をもってコメントを寄せている雰囲気が伝わる。ウェブ上になると、とたんに柄が悪くなることの多い日本とは若干違う文化だ。 今現在、タルールのフォロワーは約265,000人。 インド政治の新たな流れを生むかもしれない。
JNUでは、セミナーという名で行われる研究会が盛んだ。
主に外部の研究者や実務家を招いて行うもので、かなりのビッグ・ネームが多い。 JNUの大学院教育(そもそも大学院大学だが)において、セミナーは重要な位置づけをされている。優れた研究者や実務家に直に接することのできる貴重な機会であることはもちろん、それ以上の意味がある。M. Phil.以上の学生は、M. Phil.1年目しか授業がないため、セミナーに顔を出すことにより、他の学生や教員との接点を保つことができるという側面もあるのだ。 そのように重要なセミナーであるにもかかわらず、毎度告知が遅い。 昨日のセミナー(Patrick Bratton)については、報告者と同じ研究所の人を通じて情報を得ていたので幸いにして知りえた。研究科で告知がされたのは、おそらく前日か当日かそのくらい。 昨日のセミナーの後、今日もセミナーがあるらしい、という話を聞いた。告知はされていない。しかも、あるかどうか定かではないという。前日になってもやるかどうかわからないというのは、日本では信じられないことだ。予定されているのはインド核政策研究の第一人者の報告であり、多くの学生にとって興味深いものだと思うのだが、周知されないのが残念でならない。
今日のディナーはヴァサント・ヴィハールCブロック・マーケットのGolden Dragon。
中華の有名な店で、インドに来てすぐにころから知っていたが、来るのは実は今回が初めて。 いける。なかなかいける。 本格中華ではなく、やはりインド的中華であることには違いないのだが、味がいい。合格。 1品目のスープが印象的。G. D. Soupとかそんな名前だった。具だくさんでそれだけで満腹になりそう。 今日は、ある日本人の先生におごってもらった。多謝。 大きな地図で見る
昨夜は、サーケートのショッピング・モールで夕食。
まずは、Hard Rock Cafeというバー・レストラン。Cafeというから、普通にコーヒーでも出している店かと思ったが、全然違った。なんでも、世界的に有名なチェーン店らしい。まったく知らなかったが。 ここはちょっと立ち寄っただけなので、ビールとフライド・ポテトだけで。でもRs. 300飛んだ。 雰囲気のある店で、接客もいいので、地元の金持ち若者層にはうけるのではないかと思う。 その後、日本食レストランの愛(ai)へ。 久々。 小鉢メニューなるものが登場して、若干変わっていた。メイン・メニューとは別のもの。はじめにこのメニューを渡される。Rs. 100代のお手軽価格のつまみメニューがいろいろ。お通しのような感覚なのだろう、おそらく。 小鉢メニューから、豚角煮ととりつくね(串)。いずれも美味。それとビール。フォスター小瓶でRs. 99は安い。 メインは寿司のセットを攻めようとしたが、さんざん悩んだ挙句、心折れ、安いメニューに妥協。というのも、フルに1人前の寿司セットだと食べきれなそうだったので。 なので、寿司たった4貫と、あとは小鉢メニューから茶碗蒸しと卵焼きを追加。 寿司は1巻Rs. 199。クオリティは抜群だけど、高い・・・。まあしょうがないか・・・。 大きな地図で見る
JNUに隣接するショッピングモール、DLF Place。
一時帰国直前に訪れた際、開店準備中であったIZAKAYAがもうオープンしているのではなかろうか、そんな期待を抱いて訪れた。 しかし、まだ。 確実に進展はしているが、もうすこしかかりそうだ。 そこで、前回来た時に目を付けていた、Smoke House Deliにターゲット変更。 メニューは洋食(?)系。バーガーなどの軽食メニュー、バーメニュー、肉料理メニュー、デザートまで幅広いラインナップ。なぜか朝食メニューも。朝から来る客がいるとは思えない立地だが。今回はがっちり夕食をとるために来たが、それ以外にもいろいろな使い道がありそうだ。軽くランチとか、ケーキとコーヒーとか、アルコールとつまみとか。 価格は、予想よりも抑えめ。クオリティを考えれば、かなりリーズナブルだ。 今回注文したのは、こんな感じ。 ビール小瓶(Rs. 160) スモークチキンとアスパラガスのサラダ(Rs. 240) テンダーロインステーキ(Rs. 350) オニオンリング(Rs. 50) わさび風味のパスタ(Rs. 240) 特筆すべきは、テンダーロインステーキ。かなり小ぶりな肉で、この手の店に慣れていない普通のインド人客なら怒り出すのではないかと思う量なのだが、やわらかく、焼き具合と味付けも良く、大満足。デリーでこの値段でこのレベルの牛ステーキを食べられる日がついに来た。 サーヴィスも、まだ発展段階という感もあるが、悪くない。 近いうちにまた行くと思う。 ここのデザートのケーキもおいしそうだったのだが、ここでは我慢して、このモールの中央の目立つところに店を構える、シナモンロール専門店Cinnabonへ。かつて日本にも展開していた有名な国際チェーン店だ。そこの甘ったるいシナモンロールをデザートに。
2週間の一時帰国を終了し、昨日よりインドでの闘いを再開。
秋の日本食べつくしツアー、というわけではなかったのだが、インドでは通常食べられないものを、片っぱしから食べた。 すし さしみ 牛ステーキ 豚しゃぶ とんかつ うなぎ(@新宿) うなぎ(@川越) 自家製ポークカレー かつカレー そば+天ぷら うどん+天ぷら ・・・ これが新そばの時期の11月ならそば尽くしになっていたのだろうが、そばの季節ではないことが災いして、このような事態に・・・。おかげで、たった2週間で体重3kg増(実話)。 一番印象に残っているのは、実は自家製ポークカレーだったりもする。 これからインドに行くのに、なんでカレーなのか、と思う人はインド初心者。日本のカレーとインドのそれは別物。 あと、意外性という意味では、恵比寿の小料理屋で食べた春巻き。具がキャベツと牛肉。キャベツの甘さが豊かに広がり、牛肉とよく合う。そのためだけに、もう一度行ってみたいとさえ思う。
今日は訳あって、急遽コンノート・プレイスなんぞに行く羽目に。
たまたまJNU前で拾ったオート・リクシャーが、ハズレ。余計なことをしゃべらない南デリーのオート・ワーラーとは違う、観光地によくいるタイプのオート・ワーラー。 よくしゃべる。英語で。 つるんでいる店に連れて行ってコミッションを稼ごうとする。 自分の子供が生まれたばかりなんだ、とかそういう話をして、こちらのチップを引き出すための伏線を敷く。 もちろんこんな手口が通用するような自分ではないし、結果的にはちゃんと目的地までまっすぐ行き、追加の請求もなにもなかったのだが、こういうオート・ワーラーは実に不愉快だ。南デリーで出会うことは極めて稀なのだが、おそらくたまたまどこかから流れてきていたオートを運悪く拾ってしまったのだろう。 コンノートで用事を済ませて、帰りに拾ったリクシャーもまたハズレ。 最初はそんな感じはしなかったのだが、途中で、自分の知っている店によってくれないか、などと振ってきた。行きのときのよくしゃべるお調子もの系とは違う、嘆願系。お願いだから、ちょっとだけ、買わなくてもいいから、頼むよ。その分運賃安くするから。みたいな。 もちろん却下。ふざけんな。急いでんだ。まっすぐ目的地に行け。 今日は、オート・ワーラー外れの日。 その分、飛行機の運航が順調であってくれればいいな、と願う。 |
プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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