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インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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指導教授と研究室で話をしているとき、指導教授の携帯に電話がかかってきた。

教授の話し方が、途中で変わった。英語で気軽に話すモードから、ヒンディー語でまるで演説でもしているかのようなじっくり・くっきりモードに。

電話は、あるニュース番組(生)から、印中関係についてのコメントを求めてのものだった。生電話出演に入るところで、話し方を変えたのだ。

その間、こちらは携帯をマナーモードにして、静かに待っていた。

電話を持ったまま、教授のしゃべりが止まった。こちらに小声でつぶやく。

「休憩(CM?)に入ったんだが、そのまま待っててくれと言われてしまった」

教授の様子から落ち着きがなくなる。なぜなら、今教室では試験が行われており、まもなく試験時間が終わるために教室に向かわねばならないのだ。

出演再開。動揺は微塵も見せず、落ち着き払った口調で、解説を行う。役者だな、と思う。

出演が終わると、食べかけだったリンゴを口にいれて、あわてて教室へと向かった。

おかげで、自分の相談する時間が削られてしまったではないか。全く迷惑な話だ。
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追い込みと言っても、競馬の脚質の話ではない。

ある仕事を片付けるべく、全力で追い込み。本件はかなり仕事が遅れてしまった。絶対的な〆切のない仕事で、いわばハードな〆切ではなくソフトな〆切があるのみなのだが、さすがに急がないと危険なところまで来てしまった。今月はこれからイヴェントが盛りだくさんなので、早々に片づけないと困ったことになる。

ギリギリにならないとテンションが上がらないのは毎度のことで、背水の陣によってパフォーマンスが高まった状態も嫌いではないので、ある意味確信犯なのだが、今回はちょっと度が過ぎたかも。グルメにうつつをぬかしている場合ではなかった。
インドに来てから変わった生活習慣のひとつに、食事中に水をあまり飲まなくなったことがある。

寮の食堂では、浄水器を通した水が壺のようなものに入れられ、各テーブルに置かれる。壺に口をつけることなく、水を口に注ぎ込むのがここでの流儀なのだが、はっきり言って水を共有することには抵抗があるし、そもそも浄水器を通しただけの水は飲まないことにしているので、手をつけない。

レストランでは、浄水器の水ならタダで、ミネラル・ウォーターなら有料で供される。ウェイターに聞かれれば、反射的にミネラル・ウォーターを頼む。しかし、聞かれなければ、何も頼まない。そしてタダで供される水も飲まない。

ビールは飲む。仕方ない。

辛くて耐えられないときも別だ。たとえば、アルカウサルとか。前回は行ったときはあまり辛くなかったが、辛いときは泣けるほどに辛い。

健康に良いからというような、積極的な理由ではなく、むしろ消極的な理由から、食事中の水を摂らないようになった。そうしてみたところ、そのほうが、何となく調子が良いのだ。

ある流派のヨガの教えも、聞いた話では、食事中は水を摂るなと言う。

気になって調べてみたところ、やはり、飲まないほうが健康にはいいらしい。
前エントリで触れた、SUSHIYAの寿司を食べてみた。

左がサーモン・まぐろパック(Rs. 370)。右は焼き鳥(5本、Rs. 100)。VAT別。

結論:悪くない。

テイクアウトで、握ってから時間が経っているので、その分の劣化はやむを得ないところがある。

特に、数時間冷蔵庫で冷やしてしまったので、ご飯は硬くなってしまっている(とは言っても、常温での保存は無理があるし、仕方ない)。

ネタはまあまあ。とくにサーモンは、脂がのっていておいしかった。

わさびは握られておらず、好みでつけられる形。

値段とのバランスは、微妙なところだ。日本でこの品質・この値段なら無理だが、インドで食べられる希少性を考えれば、かろうじて合格と言えるだろう。

気になるのは、保存だ。この土地で、寿司のテイクアウトが衛生的に大丈夫なのか。保存料を多めに使わないと無理だろうと思うのだが。わさびも握っていないことだし。

デリバリーならば、注文後に握り、配達することで、一定の鮮度維持が可能だ。しかしこのフード・コートの形式では、日本のスーパーのように、完成品の寿司がパックに詰められて並んでいるので、なおのこと難しいはずだ。

そこのところがかなり引っ掛かるのだが、ちゃんとした寿司がインドの人々にリーズナブルな値段で届くようになるのはよいことだ。頑張ってほしい。
近所のショッピング・モールであるDLF Place(Vasant Kunjの)。今日はランチを食べに行った。

自転車で。

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JNUの西側、ネルソン・マンデラ・ロードを南下。
 
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到着・・・。

10月に入り、夜はめっきり涼しくなったとはいえ、昼間に日が出ればもちろん暑い。東京の夏並みに。昼に自転車で行くには少し厳しい。そもそも自転車で客が来るような場所ではない(ランク的に)し、やはり自転車は今回限りにしようか。

さて、IZAKAYAは前進してるがまだのようだ。

ランチなので安く済まそうかと思って、フードコートをうろうろしてたところ、新しい店を発見。

SUSHIYA。

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すしや

「すしや」。ストレートな名前が流行りなのか。

店主らしき人物(写真には入っていない)は日本語ペラペラ。この「すしや」は、サーケートに次ぐ2店目とのこと。日本に居たこともあり、そのときはインド料理の店をやっていたとの話だった。

今まさにオープンするところといった感じ。せっかくなのでご祝儀的に何か買おうかと思ったのだが、レジシステムの使い方を調べているところで、あと5分かかると言われた。インドでの5分が意味するところは、30分。なのであきらめた。

フードコートの他の店はあまり魅力的でなかったので、前回にディナーを食べたSmoke House Deliへ。

ランチなので、軽くパスタだけ。
 

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パスタ。名前忘れた。エビ入り。

濃厚なクリーム・ソースと、硬めのパスタがよく合う。おいしい。エビがどこにいるのかわからないような絵だが、食材の自己主張は控えめで、調和がとれている。つまり、いい意味で、インド的でない。

座った席の目の前に、ケーキの並んだガラスケース。見事に釣られてしまった。チーズケーキ。普通においしかった。

トータルRs. 650くらい。うち、水がRs. 100。

その後ふたたび「すしや」をのぞくと、どうやら準備が整っていた。だが結局システムの使い方がわかっておらず、隣の店の店員に救援を依頼する羽目になっていたが、なんとかなった。寿司のセットと焼き鳥を買って帰った。あとで食う。

このブログを自室で書いている最中、通気用に開けた扉の隙間から、猫がこちらを覗いて鳴いていた。ちょっと後、今度は外から回り込んできて、窓から中を覗いて鳴いていた。

きっと焼き鳥のにおいのせいだろう。あげないよ。
言わずと知れた、バドワイザー。

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最近、近所のスーパーの棚に見かけるようになったので、買ってみた。

大瓶(650ml)でRs. 50。フォスターやキングフィッシャーに比べれば高いが、それでも日本でビールを買うのに比べれば、ずっと安い。

輸入物ではなく、インド国内(アーンドラ・プラデーシュ州)生産。インドでの販売はまだ歴史が浅いらしい(参照)。

味は、予想通り。

雑味が少なく、後味がさわやか。良く言えば、スッキリ。悪く言えば、味が薄い。ほのかにホップの風味もある。

レストランなどでのビールの品揃えの中に、バドワイザーの名を聞いたことはまだない。販促もまだまだこれからなのだろう。反米意識が強いくせに、逆にアメリカへの憧れも強いこの土地柄なので、これから売れるかもしれない。安く酔えるストロング・ビールを好む庶民層はともかく、中間層以上には、特に。

自分としては、カールスバーグのほうが好みかな。
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ココナッツのジュース。

実においしい。クリーミー。甘すぎず、豊かな風味が広がるお味。

でも高い。輸入品だから。Rs. 175。その辺の食堂で夕食を食べられる金額。

ココナッツが大量に存在するインドで、わざわざイギリスから輸入されたココナッツ・ジュースを飲むことに抵抗を感じざるをえない。

でもおいしい・・・。
今日も涼しい。

ちょっと雨も降った。

これで3日連続。

異常気象、なんだろうなぁ。たぶん。
この時期の雨は珍しい。

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霧雨で涼しげなブラフマプトラの日曜日。
今日1日の出費額。

Rs. 5。

たぶんインド留学生活中の最少記録だ。

昼食後に寮の前の店で飲んだコーヒー1杯だけ。

あのとき、チャーイを頼んでいれば、今日の出費はRs. 3だった。

このくらいの節約生活を継続して実践できていればよかったのに(反実仮想)。

いつも今日みたいに寮の食事で3食済ませば、安いし、健康的だし、体型も維持できるのだが(反実仮想)。

(実際には買い置きしてあったものを消費したり、月単位で支払っているサーヴィスを利用していたりで、様々なコストが他にかかっていることはもちろん承知)


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プロフィール
HN:
toshi
性別:
男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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