インド・ニューデリーのジャワーハルラール・ネルー大にて国際関係を学んでいた留学生の記録。
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指導教授と研究室で話をしているとき、指導教授の携帯に電話がかかってきた。
教授の話し方が、途中で変わった。英語で気軽に話すモードから、ヒンディー語でまるで演説でもしているかのようなじっくり・くっきりモードに。 電話は、あるニュース番組(生)から、印中関係についてのコメントを求めてのものだった。生電話出演に入るところで、話し方を変えたのだ。 その間、こちらは携帯をマナーモードにして、静かに待っていた。 電話を持ったまま、教授のしゃべりが止まった。こちらに小声でつぶやく。 「休憩(CM?)に入ったんだが、そのまま待っててくれと言われてしまった」 教授の様子から落ち着きがなくなる。なぜなら、今教室では試験が行われており、まもなく試験時間が終わるために教室に向かわねばならないのだ。 出演再開。動揺は微塵も見せず、落ち着き払った口調で、解説を行う。役者だな、と思う。 出演が終わると、食べかけだったリンゴを口にいれて、あわてて教室へと向かった。 おかげで、自分の相談する時間が削られてしまったではないか。全く迷惑な話だ。 PR ![]() ![]() |
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toshi
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男性
自己紹介:
2008年7月から2010年5月まで、ジャワ―ハルラール・ネルー大学留学。
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